スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

薔薇の須磨離宮/地元で遊ぶ

2012-05-26 08:41:39 | 日記・エッセイ・コラム

  薔薇が見頃とのことなので、須磨離宮公園にいきました。
  翌日の
513日との二日間、『神戸まつり』が行われており、この日は地区まつりの日でした。



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  須磨離宮公園としては、627日まで「Spring ROSE Festival 2012」の期間中ですが、須磨離宮公園内でも【第42回神戸まつり「須磨音楽の森」】が催されることになっており、カスケード(噴水)が止められ、ステージが設えられ、出演者達はリハーサルに余念なく、園内の到る所でチェックを繰り返していました。



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  北面の展望台から見ると、正に都市型公園であることを実感します。



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  噴水広場南端では、花火師が夜に行う花火大会の準備に精を出していました。



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  須磨離宮公園は、西洋式庭園を中心とする本園と植物園で構成されています。
  神戸市須磨区の月見山にあり、
1914年(大正3年)に完成した旧武庫離宮(須磨離宮)です。
  その大半は
1945年(昭和20年)の戦火で消失しましたが、その後、ほぼ竣工時の状態に復元整備され、今上天皇(当時皇太子)御成婚記念として、1967年(昭和42年)に神戸市に下賜されました。

“恩賜公園”と銘打たないところが神戸らしくていいですね!)

  本園はフランス式庭園に代表される西洋式庭園で、メインフォール、カスケード、キャナル、大噴水、薔薇園などからなる、平面幾何学式庭園が魅力です。



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  植物園は旧岡崎邸で、敷地と建物を1973年(昭和48年)に神戸市が買収したものですが、洋館は阪神大震災により倒壊しました。

  本園と植物園は専用の歩道橋で繋がっており、自由に行き来できます。

  ここは植物園のイングリッシュガーデンです。



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  いま本園内は、“貴族の薔薇”で埋め尽くされています。



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  嬉しいことに、植物園の石楠花(しゃくなげ)も見頃を迎えていました。



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【関連サイト】

  神戸市立須磨離宮公園




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九尺ふじ/地元で遊ぶ

2012-05-19 09:13:57 | 日記・エッセイ・コラム

  春には、つい花の名所を訪ねたくなります。
  今朝もジャムトーストを齧りながら新聞に目を落とすと、綺麗な藤の花の写真が、“白毫寺”云々のコメントが添えられて掲載されているのが目に留まりました。

「『九尺ふじ』を見にいこうか?」

と突然に話しかけました。

「今から?」

「そう、今から」

「それじゃあ、急いで仕度しなきゃ!」

と女房の弾んだ声が返ってきました。
512日(土)の朝のことです。

  行程は、


==(阪神高速北神戸線)==神戸西JCT==(山陽自動車道)==三木JCT==神戸北IC==(六甲北有料道路)==神戸三田IC==(中国自動車道)==吉川JCT==(舞鶴若狭自動車道)==春日IC==R175==東勅使<MINISTOPが前方に見えるT字交差点を左折>==県道283==白毫寺

  通常であれば一時間四五分程度で行きつくところですが、この日は、春日
ICでおりようとする自動車が舞鶴若狭自動車道上の路側帯で約1kmの渋滞を成していました。春日ICを出て直ぐが信号のある交差点であることと、その交差点から直ぐの、道路右手にある道の駅“丹波おばあちゃんの里”に入るために右折待ちする自動車の列が渋滞の原因になっていたようです。結果、春日IC手前1kmから目的地の白毫寺(びゃくごうじ)到着まで、通常10分程度のところを2時間以上掛ってしまいました。



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  白毫寺の山門手前の受付で拝観料300円を支払い、境内に入ると、大きな孔雀がいました。



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(どうして孔雀がいるんだ?)
(ここには藤を見にきたのに!)
(孔雀?見るのは「きゅうしゃくふじ」!)
(きゅうしゃく・・・きゅうしゃく・・・くじゃく?!)
(ばんざ~い!ばんざ~い!・・・???)



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  本堂のお参りを済ませ、「納経」の看板があがっている庫裏へと向かい、「ご朱印」の記帳をお願いし、“九尺ふじ”を見た帰りに納経帳を返却していただくこととしました。
  私の納経帳が延暦寺のものだったので、この寺が天台宗であることから、ご住職の奥様に大層喜んで貰えました。



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  “九尺ふじ”の花房も、棚もとても長く、色鮮やかでびっくりしました。藤棚の中に入ると、花房が降り注ぐシャワーの水滴ような錯覚に襲われます。



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  “九尺ふじ”とは言いますが、花房の長さが実際に九尺(2.7m超)ある訳ではなく、それ程に長いとの譬えからの命名のようです。とは言え、長い花房は1.5m以上ある立派なものです。



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  “九尺ふじ”の棚がある広場で、鹿の角細工品を販売していた人の話では、この日の朝刊や前日の夕刊を見て、この日此処を訪れた人が多いとのことでした。


【関連サイト】

○ 白毫寺ホームページ




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出石を訪ねて/地元で遊ぶ

2012-05-12 08:53:50 | 日記・エッセイ・コラム

  地元と言うには少し遠いのですが、県内なのでまあいいでしょう。

「出石に蕎麦を食べに行きたい!」

と、女房が実姉と話し合っていたようで、ゴールデンウィーク後半の
54日(金)、女房の姉家族と出石に行きました。
  この日の兵庫県北部は雨の予報が出ていましたが、他の日は都合が合わないため決行することにしました。
  阪神間はよく晴れた天気でしたが、案の定、生野峠付近から北は予報に違わず、午後
3時過ぎまで風雨でした。
  女房の姉家族とは播但連絡有料道路の市川
SAで待ち合わせをし、久し振りのツーリングを楽しむことになりました。



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  早くから雨が予測されていたので、出石への人出は少ないのではないかと思っていましたが、豈図(あにはか)らんや、小さな町は人と車で溢れかえっていました。

  最初に目的とした「手打ち出石皿そば
 近又」の駐車場も満杯で、通りも狭く、空き待ちをする余地も無いため、町内を一周する形で、大手前の市営駐車場に車を入れ、観光センターを起点に歩くことにしました。



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  目的の一番目、出石蕎麦での昼食のため、「近又」へ行き、長蛇の列の後ろに付いて、約30分の入店待ちをしました。



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  この写真は店頭で、あまり並んでいる人がいないように見えますが、この後ろに列ができると隣の書店に迷惑がかかるため、道路の向かいの白塀の前に30人近くの行列ができています。
  その行列は順次店内に入っていくものの、次々と人が並び、何時間も行列の人数が減ることはありませんでした。
  待っている場所は道路であるため、この時間、風雨に晒されることとなり、結構寒い思いをしながら時間を過ごすことになりました。



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  私が近又に拘ったのは、出石蕎麦の老舗であることは勿論ですが、私の郷里の“維新の志士”である桂小五郎を匿ってくれたりした商人であるという、歴史的な理由、何やら因縁らしきものを感じることから、家族・親戚に紹介しておきたいと思った店だったからです。



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  蕎麦が苦手と言っていた姪を始め、皆、「美味しい、美味しい」と言って沢山食べてくれたので、ホッとしました。



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  食後は出石城跡や家老屋敷など、古い城下町を見て歩き、観光センターに立ち寄って名産品などの買物をし、家老屋敷傍の喫茶店で一休みした後、観光センターの軒下に巣を掛けていた燕に別れを告げて帰路につきました。



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【関係サイト】

  ○
NPO法人但馬國出石観光協会

  ○手打ち出石皿そば 近又
(きんまた)




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牡丹と藤/地元で遊ぶ

2012-05-05 09:17:03 | 日記・エッセイ・コラム

  ゴールデンウィーク前半の430日(月)、時節なので、「ぼたん寺」と呼ばれている、明石の薬師院へ行きました。狙いは当然、お寺の別称となっており、2000株以上とされている牡丹です。


  国道
250号線(旧、明姫幹線)の「明石高専西」交差点を南下し、県道718号線(旧、国道250号線・「浜国道」)に行きあたったところに、薬師院の駐車場があります。ここから先は道幅が狭く、通行が困難な場所もあるので、ここに駐車し、歩いて薬師院へと向かいました。



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  山門手前の池では多くの亀が遊んでいます。

  ゴールデンウィークの期間、境内にある『ぼたん園』では「ぼたん祭り」が行われており、
50種類以上、2,000本超の牡丹をみることができます。

  薬師院は、奈良時代・天平年間に行基によって開山された真言宗の寺社です。



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  本堂への御参りを済ませ、昭和56年の大改築の時に整備された「ぼたん園」へと向かいました。

Botan002  檀家の方でしょうか。境内では10人位のエプロンを着けた、ご高齢のご婦人が、臨時に設置されたテント張りの売店や、入場口などで働いていました。
  テント張りの売店ではお弁当やお菓子が販売されており、ぼたん園入口付近では、手作りの民芸品などが販売されていました。
お寺では「協力金」と称している入園料
350円を支払い、「ぼたん園」へと入りました。

  ぼたん園の入り口は庫裏の傍でした。庫裏の入り口で「納経所」の墨書きが目に留まったので、付近におられた、エプロン姿のご婦人に、

「今日は『ご朱印』を頂くことができますか。」

と訊ねると、可能だと返事をしながら、ご住職を呼んでくれました。

  ご住職の話で、ご朱印は二種類あることが判りましたので、二つとも記帳していただくことにしました。

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  ご朱印を納経帳に記帳して頂いている間にぼたん園を見て回りました。
  園は広くはありませんが、多くの花が咲き揃っていました。



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  ぼたん園を堪能した後、折角ここまで来たのだからと、時期は早いが、満開時には1m以上の花房を垂れることで有名な藤棚がある住吉神社に行ってみることにしました。薬師院から東に徒歩10分程度なので、そのまま歩いて行きました。

  暫く歩いていると、壁を黒く塗った大屋根の建物、以前、灘五郷で見たことがある酒造所と同様の建物が見えてきました。



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  近付くと、明石の地酒『來楽』を製造している茨木酒造であることがわかりました。



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  この建物は兵庫県の「景観形成重要建造物」の指定を受けていました。



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  來楽の暖簾が懸った建物内は販売所になっており、手作り工芸品などが販売されているほか、利き酒もできます。

  茨木酒造を後にして、もう暫く歩いて行くと、住吉神社です。



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  本殿向かいの能舞台では、51日に予定されている「奉納能楽会」で奉納される狂言の練習中でした。



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  本殿裏側に回ると藤棚があります。「祓除(はらい)の藤」と称される「野田フジ」です。
  やはり一週間程度早かったのだと思います。開花状態は5分咲きといったところでしょうか。



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  終日曇り空の天気でしたが、まずまずの一日でした。


【関連先サイト】

  ○ 茨木酒造合名会社

  ○ 明石市魚住町中尾鎮座 住吉神社




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