2016年4月10日(日)までの約一ヶ月間、海外物のサスペンス小説二作を読んでいました。2005年と2006年に発行された文庫本です。
3月6日(日)に、イオン土山店3Fにある未来屋書店で、二作四冊一縛り800円でバンドル販売されていたリサイクル本です。
書名:ロンドン爆破まで九日間(上・下)〔文庫版〕
著者:スティーブン・レザー
訳者:田辺千幸
発行所:株式会社 ランダムハウス講談社
初版発行日:2005年10月13日 (上巻、下巻とも)
〔要旨〕ノンストップ・サスペンス。
会社経営者を夫に持つアンドレア・ヘイズ。一人娘のケイティが誘拐された。誘拐犯の狙いは元IRA(アイルランド独立闘争=対英テロ闘争を行ってきた武装組織のアイルランド共和軍)の爆弾製造者(ボム・メーカー)であったアンドレアに史上最大級の1800キロ肥料爆弾を作らせることにあった…。
アンドレアは誘拐犯の要求にしたがって、アイルランド・ダブリンからロンドンへ行く。誘拐犯達がアンドレア一家や金融街シティを無差別殺戮の恐怖に落としいれた悪夢の九日間。
書名:ICE STATION アイス・ステーション(上・下)〔文庫版〕
著者:マシュー・ライリー
訳者:泊山 梁
発行所:株式会社 ランダムハウス講談社
初版発行日:2006年8月1日 (上巻、下巻とも)
〔要旨〕SF軍事サスペンス。
武田ランダムハウスジャパンから2004年9月28日に単行本で出版された『スケアクロウ―死闘!南極基地を防衛せよ〈Vol.3〉』を改題、文庫化したもの。オーストラリア発の世界的ベストセラー。
アメリカが南極に持つ氷雪観測基地からSOSが発信された。米国海兵隊偵察部隊は急遽、救援に向かったが、基地に到着するやいなや、フランス軍最強の戦闘部隊から奇襲を受ける。海中深く氷の洞窟の中に眠る謎の黒い物体を巡る国際争奪戦の幕が開く。
激闘の果てに、今や全ての希望は消えたかに見えたその時、「基地を取り返すときが来た!」と絶望的な戦力差を知りながら、USA海兵隊偵察部隊隊長シェーン・スコーフィールドは再び死地へと舞い戻る。守るべき人のために。失ってはいけないもののために。破滅へのカウントダウンの中で最後の闘いが…
軽い作品が好きだという好みに反して、ダン・ブラウンの『ダ・ビンチ・コード』や『ロスト・シンボル』などハードな小説を辛抱しながら読んできたので、慣れなのか? このようなハードなサスペンス小説も読めるようになったのかなと思います。
【関連記事】
○ ロスト・シンボル
○ 天使と悪魔