スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

年金の裁定請求/年金請求書との関係は?

2009-06-27 17:34:05 | 社会・経済

 年金の支給申請についてネットで調べていたら、社会保険庁のサイトで「裁定請求」が必要との掲示があったが、これと5月16日付けの記事の「年金請求書」とに関係はあるのか。と、不安やら心配やら綯い交ぜの質問をいくつかいただきました。

 

Photo_3



 これは質問いただいた社会保険庁のホームページです。ここに記載されているように、公的年金は、受給年齢になったら自動的に支給されるわけではありません。自分で請求手続きをする必要があります。また、受給が始まってからも、状況に応じて必要になる手続きがあります。

 

 年金の受給を始める手続きを「裁定請求」と言います。かつては、自分で社会保険事務所などに出向いて書類を受け取り、加入歴などを記入して、添付書類とともに提出する方式でした。

 

 しかし、面倒なだけでなく、請求忘れや記入漏れなどが多かったようです。このため、2005年から、受給年齢を迎える直前に「年金請求書」が送付されるようになりました。

 

 

 

 したがって、60歳誕生日の約2~3ヶ月前に送付される「年金請求書」が「年金の裁定請求書」になります。

 

Photo_4

 

 満60歳で「年金請求書」を提出した人も、65歳になる時点で、改めて請求手続きが必要になります。

 

60歳での請求とは別の法律による基礎年金の受給が65歳から始まるためです。そのための請求書が、65歳の誕生月に送られてきます。

 

提出締切は、誕生月の月末日です。

 

 

 

 

 

 

 





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景況の変化に強い企業

2009-06-20 12:03:17 | 社会・経済

<今年3月のことです>

1_2

 

「この不況は想定の範囲外か?」 2009.02.01を参照)

 

 

 

 いま元気な企業には、時代の申し子のような新しい会社、歴史的な老舗企業、経営者が創業家の人で構成されている会社、そうではなく、サラリーマン経営者ばかりの会社と、会社の成り立ちも事業も区々で、“十把一絡げ”で語るのは難しいと思います。

 でも、そんな混沌とした中で、一つのことに気が付くのではないでしょうか。『負となってしまったレバレッジ』を『正のレバレッジ』に素早く持ち替え、常に『正のレバレッジ』を働かせる、“事業に対する基本的な理念”を持ち、それを日常的に実践していると言うことにです。

「ぅ~ん 難しいかな?」

「なら、これではどうだろう?」

 殆どの会社は一つの事業だけをやっているわけではなく、幾つかの事業をやっています。常に全ての事業が安定的で、景況や事業背景の変化に関わりなく、未来永劫、利益を生み出し続けるとは限りません。

 一つ一つの事業をやり始めたときには、それぞれに社会的或いは組織的なニーズと役割があったのではないでしょうか。

 例えばアウトソーシング受託サービスを事業としている会社があり、ABCという3つの事業をやっているとします。

  ○ A事業は時代背景的、社会的にニーズの高さを感じて始めた会社創業の事業。

  ○ B事業はA事業の取引先各社にあった専門的な同一の業務、例えば情報システムの運用管理業務を移管・集約した事業。

  ○ C事業はA事業の取引先企業内に散在する庶務的な雑多な業務を、取引先各社から要請され引き受けた事業。

 創業以来、これらの事業を順次追加し、経営を拡大して来たが、事ここに及んでA事業のニーズが殆ど存在しなくなり、取引先からの注文も“お付き合い”程度となっている。ここ数年はコストが嵩むだけで全社の収益を圧迫するようになって来た。C事業は収支トントンの状態で、決算で黒字を維持できているのは、B事業が生み出す収益があればこその状態になってきた。

 このような場合、あなたがこの会社の経営者だったらどんな手を打ちますか?

 これは一つの考え方で全てのパターンに当てはまるものではありませんが、イノベーションやリストラクチャリング(従業員の首切りではなく、「事業構造の再構築」という本来の意)を日常的な経営活動としている会社なら、A事業の役割が終わったことを真摯に受け止め、取引先と業務差し戻しの協議をして事業撤退の方向性を出し、その事業部門で働く従業員については自社の別部門への配置転換や取引先への出向・転籍など、従業員の職場確保を実施します。

 良くないのは、創業事業だとか、永年継続してきた事業だからということに拘って、小手先の収益改善策としての投資をし続けることです。わが国の経営者の多くにこのケースが見受けられます。

「事業撤退とか廃業ということは、この事業を預かる者として言えない。」

という言葉をよく聞きます。如何にもパワフルで日本人の心情に響く言葉のように感じますが、玉砕的にも思えます。

 一方、C事業のような“鳴かず飛ばず”の事業も、よく見るとロングテール事業である場合が少なからずあります。このような場合、収益性が低いとの理由で撤退・廃業すると、とんでもないマイナスの影響をもたらすことがあります。

 ロングテール事業の顧客は会社のファンであり、大きな取引先企業からは発せられないような要求を出してきます。このニーズに丁寧に応えることによって、B事業へのシナジー効果や大きな取引先企業への新たな提案活動のヒントがもたらされる場合が多々あります。

 ダラダラと取止めもなく喋ってしまいましたが、経営にとって重要なのは「変化のスピーディな見極め」です。「決断」と「タイミング」です。

○確たる根拠もない「したり顔」での拘りを排除し、自然体でスピーディに転身が図れる

○「やっていいこと」「やってはいけないこと」「何をしなければいけないか」を社会的、一般的な常識と良識に基づいて判断する

○何をやるにしても、『錦の御旗』は存在しないということを知っている

○取引先と従業員を大事にし、イノベーションとリストラクチャリングを日常的に考え、効果的に実施する。そうすることに特別な判断や勇気を必要としない考え方、企業風土が根付いている

そんな会社が景況の変化に強い会社だと言えるのではないでしょうか。

 

 

【参考】

 

 ITproに日本マクドナルドCEO原田氏のインタビュー記事が掲載されています。参考になると思います。↓↓↓

 

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20090424/329128/

 

 






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Windows Vista Service Pack2 / PCが軽くなった

2009-06-13 09:05:05 | デジタル・インターネット

R5_2  現在、私が業務で使用しているPCPanasonic LeT?s noTe CF-R5”です。メモリは1GBを積み増しし、1.5GBMax)にしています。

 

221付の記事「Windows Vista の導入開始」でお話したように、「Vista Capable」であったことから本来XPであったOSを「Vista Business」にバージョンアップしたものです。

 

 Vista SP1 をインストールした頃からレスポンスが悪くなっていました。

 

 ・PCの起動に15分(特にサイドバー表示に時間がかかる)

 

 ・インターネット接続に30秒(12M以下のADSL並みではないか)

 

 ・ドキュメント、特にWordの呼出に30

 

といった調子。このレスポンスは、業務をする上では大きなフラストレーション、ストレスになります。

 

 

「本来XPなのにVistaを入れたことが影響しているのかな~?」

 

 

 

とも思い、

 

 

半ば諦めて使用していました。

 

 

 

しかし、これは間違いだったようです。

 

 

 

そのことが分かったのは6月3日のことです

 

 

Windows Update SP2 が配信されており、何も考えずにインストールのトリガーを引いてしまいました。仕方ないので、そのまま約1時間かけてインストールを完了させました。

 

 

SP2 インストール後、PCの起動が速かったように思えたのです。

 

そこで、時間を測ってみました。すると、

 

PCの起動は2

 

・インターネット接続は6

 

Wordの呼出は8

 

といった結果を確認しました。

 

 

確かに速くなっている!!

 

 

 

○ ○ ○

 

 

Microsoft社のホームページ「Windows Vista SP2 における主要な変更内容」には多くの事項が記載されていますが、その中でパフォーマンスに関する事項として次のような記述がありました。

 

SP2 では、スリープモードからの再開時の Wi-Fi 接続のパフォーマンスが向上します。

 

SP2 には、RSS フィードサイドバーのパフォーマンスと応答性を向上させる更新プログラムが含まれています。

 

SP2 には Windows Search 4.0 が含まれています。Windows Search 4.0 にはマイクロソフトの検索テクノロジが盛り込まれ、インデックス機能と検索の精度が向上しています。

 

 

 

 

 

 

 

 






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時の記念日

2009-06-06 10:21:48 | 本、雑誌とCD、DVD

610日は「時の記念日」です。“日本の記念日”の一つですが、残念ながら“国民の休日”ではありません。

 

1920年(大正9年)、東京天文台と生活改善同盟会によって、日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけられ、時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられたのが制定の経緯と意義だそうです。

 

 “610日”にした根拠は、「『日本書紀』天智天皇十年四月辛卯条(西暦671610日[旧暦425日])」に由来しているとのことです。その記述の要約は、

 

 「天智天皇が皇太子のときに自ら製造した漏尅(漏刻=水時計)をこの日宮中に設置して動かし、正時に鐘を打って時刻を知らせた。」

 

 

 洋の東西を問わず、文化を形成・向上させるには、時間の観念が根付いていることが重要な要素のようです。

 

 

Tibaldo_5   10年前(1999年)の2月に、暦に関する1冊の児童向け図書が出版されました。暦の歴史的な出来事を興味深く知ることができ、主人公とともに冒険しているような気分にもしてくれる。大人でも十分楽しめる本だと思います。

 

書籍名:「ティバルドと消えた十日間」

 

著 者:アブナー・シモニー(Abner Shimony

 

哲学者、理論物理学者、ボストン大学の名誉教授

 

訳 者 : 熊谷千寿

 

発行所 : 翔泳社

 

初版第1刷発行日:1999年(平成11年)220

 

 

 “概略”

 

 迷信と科学の混在する16世紀イタリアを舞台にした、暦から消えた10日間をめぐる物語。

 

 

 1582年、ローマ教皇グレゴリウス13世は、これまでのユリウス暦(太陰暦)をやめ、太陽暦(グレゴリウス歴)に改めることを決意した。改暦によって、これまでにズレが生じていた10日間が削除されることとなった。

 

 物語の主人公ティバルドは、この10日間に自分の誕生日があり、教皇に接見して直訴するなど獅子奮迅の活躍をして、自分の誕生日を取り戻す。。。。。。

 

 

<書店在庫状況>

 

 新刊本を扱う書店には在庫はありません。

 

 


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