今年は、西日本(九州北部から四国、中国、近畿地方)を除いて6月7日(金)頃には梅雨入りしたようです。
本州の東京以西にしか住んだことのない私にとって、梅雨は6月~7月中旬の気象だと思っています。
新聞記事に視られるように、平年より20日近く経っているのに、西日本ではまだ“梅雨入り”したとの報道はありません。
「なんてこった!」 6月26日(水)、西日本(九州北部から四国、中国、近畿地方)がやっと梅雨入りしました。
うすうす気付いてはいたけど、今年も天候不順なのかな~
奄美地方で発生した熱帯低気圧が降水量の多い台風(3号)となり、熱帯低気圧のうちから各地への災害が齎されることが危惧されています。大雨・土砂崩れなどに十分な注意を払い、被災者とならないように心掛けたいものです。
ところで、「梅雨(つゆ)」とか「梅雨入り」とか「梅雨明け」とはどういうことでしょうか?
梅雨(つゆ)とは?梅雨(つゆ、ばいう)は、晩春から夏にかけて、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種です。
ヒマラヤ山脈によって蛇行した偏西風により、オホーツク海高気圧を作る事に関係しているようです。
晩春~夏頃には、このオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間に梅雨前線ができます。
梅雨入りとは?
梅雨入りとは、梅雨の期間に入ることで、数日から1週間程度の天候の予想にもとづき、各地方予報中枢官署が発表します。時期がはっきりせず、○月○日のように特定の日付がない年もあります。
≪梅雨入り・梅雨明けを発表する各気象台≫
仙台管区気象台(東北地方) 東京管区気象台(関東地方) 新潟地方気象台(北陸地方) 名古屋地方気象台(東海地方) 大阪管区気象台(近畿地方) 広島地方気象台(中国地方) 高松地方気象台(四国地方) 福岡管区気象台(九州北部地方) 鹿児島地方気象台(九州南部地方) 沖縄気象台(沖縄地方)
梅雨明けとは?
梅雨明けとは、梅雨の期間が終わることで、数日から1週間程度の天候の予想にもとづき、各地方予報中枢官署が発表します。
【関係サイト】
○ 気象庁 令和元年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
○ 日本気象協会
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