「ビブリア古書堂の事件手帖」の完結編である最新刊の第7巻「~栞子さんと果てない舞台~」が、昨年(2016年)11月の予告通り、(2017年)2月25日(水)に発売されました。
2011年 3月25日に第1巻の「~栞子さんと奇妙な客人たち~」が発刊されてから、実に6年に亘って書かれた古書店を舞台としたミステリーです。
2013年1月14日に放送開始されたフジテレビのドラマを見て、ファンになってしまった人も多いのではないでしょうか。
第6巻のあとがきで、「次かその次の巻でビブリアのシリーズは終わりです。」と、作家の三上延氏が記しておられました。
ビブリア古書堂に迫る影。青年店員と美しき女店主……。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きの時が訪れる。
宣言されていた“次”が発行されました。いくら宣言していたからと言って、“その次”を待たずに“次”で終わりとなると寂しいような、やっと完結かという安堵感の、相反する気持ちが綯い交ぜになった変な気持ちです。
この第7巻のあとがきで三上延氏が仰られている、“番外編”や“スピンオフ”が実現されればいいと思います。
スピンオフとしては、妖怪もので代表される峰守ひろかず氏による、「こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌」の発売が3月10日に予定されているようです。
ビブリア古書堂の事件手帖は、三上延(みかみ えん)氏による文庫本書き下ろしのライトミステリ小説です。
≪峰守ひろかず氏の作品≫
・ほうかご百物語 ・俺ミーツリトルデビル! ・選ばれすぎしもの! ・絶対城先輩の妖怪学講座 ・お世話になっております。陰陽課です。
【関係サイト】
○ メディアワークス文庫 ビブリア古書堂の事件手帖
○ フジテレビ「ビブリア古書堂の事件手帖」
【関連記事】
○ The Never Ending Story/E-Girls