校閲ガール ア・ラ・モード」を読んでいて、P.189にお見舞いに「枯れない花」を持っていくという記述がありました。
書名:校閲ガール ア・ラ・モード〔A6判;文庫本〕
著者:宮木あや子
発行所:株式会社KADOKAWA
初版発行日:2017年6月25日
そんな花があるんだと思い、調べてみると、それは「プリザードフラワー」というもののようです。正しくは「プリザーブドフラワー(Preserved flowers)」と言うようです。
私の中では、花と言えば、生花では「切り花」、人手をかけて作ったものでは「ドライフラワー」や「ホンコンフラワー(造花)」といったものです。
「プリザードフラワー」は、水やりが不要で「枯れない魔法の花」として人気が高いようです。
専用の液があれば、自宅で簡単につくれるとのことです。
な~ぁんだ‼ やっぱりドライフラワーのように生花とは言い難いものじゃないか!
プリザーブドフラワー(Preserved flower)の「Preserved」とは「保存する」という意味。
専用の液体を使って脱水・脱色をしてから、好きな色に着色します。自然な色でも、普通ではありえないような色でもOKとのことです。
花の立体感はそのままに、生花のようなみずみずしさを長く楽しむことができるとの売り言葉です。
プリザーブドフラワーの寿命は環境に左右されます。直射日光と湿気が苦手なようです。
目安として、カバーされていないものは2〜3年、フレームやクリアボックスに入ったものは5〜8年ほどもつと言われています。
作成材料は“手芸のユザワヤ”などで販売されているようです。
また、作り方や教室のサイトも多く登録されています。
【関係サイト】
○ ユザワヤ通販サイト=楽天市場
【関連事項】
○SPドラマ「地味にスゴイDX 校閲ガール 河野悦子」は、2017年9月20日(水)21:00~10:54 読売TV(日テレ系)で放送