本州の東京以西にしか住んだことのない私にとって、梅雨は7月中旬の気象だと思っていました。
しかし、今年は日本中の季節感が変になっているのかな? 5月早々に、TVでは、7日に奄美が梅雨入りした、8日に沖縄が梅雨入りしたと騒いでいるようです。
でも、この地域においては、平年より1~4日早いだけで、それほど気候が狂っているとは思えません。
気象庁は、毎日5時、11時、17時に天気予報を更新・発表します。
6月5日、中国地方(山口県を除く=山口県は九州北部に含まれる。)が梅雨入りしました。更に、6月6日、近畿地方を始めとし、東海、関東甲信地方などの地域が同時に梅雨入りしました。
今年、近畿から関東甲信地区が梅雨入りしたとき、南方海上にあった熱帯低気圧が、8日3時には台風5号となって、フィリピンの東から北西へゆっくり進んでいます。9日3時には沖縄の南に達し、その後11日にかけて日本の南海上を北東へ進む見込みです。台風周辺海域および進路にあたる海域は、しけへの厳重な警戒が必要です。
ところで、「梅雨(つゆ)」とか「梅雨入り」とか「梅雨明け」とはどういうことでしょうか?
梅雨(つゆ)とは?
梅雨(つゆ、ばいう)は、晩春から夏にかけて、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種です。
ヒマラヤ山脈によって蛇行した偏西風により、オホーツク海高気圧を作る事に関係しています。晩春~夏頃には、このオホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間に梅雨前線ができます。
梅雨入りとは?
梅雨入りとは、梅雨の期間に入ることで、数日から1週間程度の天候の予想にもとづき、各地方予報中枢官署が発表します。
時期がはっきりせず、○月○日のように特定の日付がない年もあります。
梅雨入り・梅雨明けを発表する各気象台
仙台管区気象台(東北地方) 東京管区気象台(関東地方) 新潟地方気象台(北陸地方) 名古屋地方気象台(東海地方) 大阪管区気象台(近畿地方) 広島地方気象台(中国地方) 高松地方気象台(四国地方) 福岡管区気象台(九州北部地方) 鹿児島地方気象台(九州南部地方) 沖縄気象台(沖縄地方)
梅雨明けとは?
梅雨明けとは、梅雨の期間が終わることで、数日から1週間程度の天候の予想にもとづき、各地方予報中枢官署が発表します。
【関係サイト】
○ 気象庁 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)
○ 日本気象協会
○ ウェザーマップ
○ お天気.com
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