行事参加者33名にドリンクを1本ずつ提供することとなり、スーパーに買出しすることになりました。
スーパーでは、12本1ケース単位では1020円、1本単位では90円となっている。この場合必要な最小金額何円を準備すれば良いか。
このような計算は日常的には暗算で行っているのではないかと思います。
一定の基数(1ポイントとする数:例えば1000個で1ポイント)で割った『余り』が重要になる計算です。
比例代表制選挙やアンケート・ランキングにも必要とされています。
数値が大きくなると暗算も限界を迎えてしまいますので、エクセルで算出する方法を確認しておきたいと思います。
冒頭の例題では、母数=33(行事への参加者数)、基数=12(1ケースの本数)です。
母数を基数で除した整数解と余りが必要となります。色々なやり方があるとは思いますが、今回は商の整数部分のみを求めるROUNDDOWN関数と、商の余りを求めるMOD関数を使用して答えを求めます。
∴準備する金額=1020×2+90×9=2850(円)となります。