今月、2月は「情報セキュリティ月間」です。
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は1月29日(土)、今年から新たに2月を「情報セキュリティ月間」とすることを発表しました。
これは、コンピュータウィルス、マルウェアによる被害や個人情報の流出など、国民の生活に影響を及ぼす情報セキュリティ問題が多数発生していることへの懸念に基づく措置と思われます。
期間中、国民が情報セキュリティについての関心を高め、理解を深めるための、情報セキュリティに関する様々な行事を集中的に開催するとしています。
「誰もが安心してITの恩恵を享受するためには、国民一人ひとりが情報セキュリティについての関心を高め、コンピュータウィルスによる被害や個人情報の流出などの問題に対応していく必要がある。このため、政府では、情報セキュリティに関する普及啓発を強化する」というのが主旨のようです。
NISCウェブサイト(http://www.nisc.go.jp/)では、順次、情報セキュリティ対策の基礎や情報セキュリティ対策に有用なサイトの情報などを掲載する予定とのことです。
また、『NISC NEWS』としてメールマガジンの配信(無料)も開始されましたので、企業の情報セキュリティ担当の方は勿論のこと、一般の方も購読申込みをされるといいのではないでしょうか。
NISCウェブサイトでは、このプレスリリースの他、「情報セキュリティ対策3か条」を掲示しています。
最近では『ガンブラー』被害が増加していますが、ガンブラーに限らず、今後発生するであろう新種のマルウェア対策として、一般的に有効と考えられている対策です。
≪PCセキュリティ対策≫
NISCが提示する3か条を、もう少し具体的に表現しています。
1.トレンドマイクロ、シマンテック、マカフィーなどのウィルス対策ソフトを導入する。
2.OS、ブラウザー(Internet ExploreやFirefoxなど)、メールソフト、ウィルス対策ソフトは勿論のこと、Adobe Reader、Adobe Flash Player、JAVAなどのプラグイン・ソフトは常に最新バージョンを導入するとともに、自動更新を有効に設定し、アップデートが遅滞なく行われるようにしておく。
3.PCのパスワードは必ず設定し、定期的に更新する。
特に、会員サイトなどに登録・設定するパスワードは第三者が簡単に推測出来ないものにする。
コンピュータウィルス、マルウェア対策が最も遅れているのがパーソナル・ユーザーだとも言われています。
感染による被害者になるばかりでなく、感染後、これらのコンピュータウィルスやマルウェアをばら撒く二次的加害者にならないために、インターネットを利用する者の最低限の責務として、これらの対策は実装・実施しておきたいものです。
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