2011年5月6日(金)、実に38年振りに赤穂市に行きました。新しい道ができていたり、市街地の様子はあまり変わっていないものの、建物が新しくなっていたりと、やはり年月の流れを感じました。
往路は山陽道で、三木小野IC→赤穂ICの最速ルートをとり、復路は、千種川(ちぐさがわ)沿いのR250→R2→姫路バイパス→加古川バイパス→第二神明道路のルートで、のんびりと帰りました。
大石神社の駐車場に駐車し、参拝。
参道の両側に四十七士の石像が並んでいることや、平成14年に奉納された恵比寿・大黒の巨大な木像が山門の両側に立っていたのには驚きました。
大石神社の東側には、大石邸の長屋門が保存されています。
大石神社を後にし、赤穂城址へと向いました。
赤穂城址では、大手門が復元され、城内も建屋の間取りが平面的ではあるが再現され、天守台が復元されていたのにはまたもや驚きました。
大手門の復元は平成8年とのことでした。
このお城は元より天守閣は無く、天守台のみであったことも初めて知りました。
赤穂城址公園で昼食を済ませ、市立歴史博物館に行きました。塩づくりの様子や、埋蔵物であった赤穂城の上水道設備、赤穂藩の遷移、赤穂義士(地元では“赤穂浪士”とは云わない。)などについての展示があります。
赤穂城址の北向いに、かん川本舗赤穂城址前支店がありました。
赤穂には、かん川本舗、総本家かん川、巴屋の三大“塩饅頭”の老舗があります。
40年前に、山口市内の裏千家の師範にかん川本舗の『志ほ万』を手土産にお持ちし、大層気に入って貰って以来、わが家のお茶菓子、手土産に定着しました。
かん川本舗で定番の“志ほ万”を購入し、赤穂御崎を一周することにしました。
赤穂御崎の最先端部は公園になっていて、園内には大石内蔵助の巨大な像が建っています。
また、この公園の海側は、瀬戸内海国立公園の展望台でもあります。
この日は花曇りの天気で、瀬戸内海国立公園の島々をくっきりと観ることができず、少し残念な思いをしつつ帰路につきました。