えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

さようなら1シリ

2017-04-18 | F20
これが最後のBMWになるかもしれないと、E90からの乗り換え時に書き記した13か月後に再度購入したF20。
大変よくできた車でありました。
積載量は十分、シートは抜群、大きさも手頃。
ただ、少し出回り過ぎた感はあります。
BMWジャパンが販売台数を稼ぎたいために、販売店への施策により登録済みの未使用車が多く出回るといったもの。
これは、本当に中古車の価格を押し下げるもので、買う時にはメリットがあるのだが、売る際にもそのお釣としてデメリットが付きまとうものなのです。

さて2年弱F20型の120Iを乗った感想として、一番に挙げるのは燃費の良さでしょう。
購入してからのトータル燃費は11.5キロ/Lほどでありました。
存在感のあるフロントフェイスに綺麗なLEDが灯る姿は一番のお気に入りでした。
癖のない特性を持つ1.6Lターボは市街地で使うには過不足なく楽しめるものでした。
その反面、飛ばすとき1.2速に感じる線の細さや高速域からの再加速に若干の物足りなさを感じたことは否めません。
1.2速に関しては、8速あるのでそのローギアードによる伸びの小ささや音に起因することもあるのでしょう。
きっとこのあたりは、2L版となった120では無縁の事でしょう。

アクディブステアに関しては、便利に感じるシーンと馴染み切れない部分があったのも事実です。
駐車時などはとても便利に感じるものです。
しかし、低速での交差点などでは切れすぎる感があったのも事実です。
可変なので、ある程度スピードが出ていればキレキレで極上の使い心地ですが、その境目あたりが難しいのでしょうか。
パワーウィンドウのスイッチが手前過ぎて最後までなれませんでした。(とても窮屈です)

使いやすい大きさのFR車でありながら、落ち着きを見せるしっとりとした乗り味は絶品だったと思います。
ただ、5型ゴルフGTIが私の中で一つの基準であり続けているのは変わらないようです。
GTIが2Lを使い続ける理由が、F20型120Iの最新モデルに2Lを載せてきた事と無関係とは言えないのでしょう。
そもそも私の乗っていた1.6Lターボは本国では118Iとしてラインナップしていたものですから。
走りたい人にとって、2Lという排気量はトータルで見ると一つの落とし所なのかもしれません。
もちろん1.6でもルノーのように素晴らしいEgを持つものがありますが、それは特殊な例なのでしょう。

すでに売却が済んだF20。
良いオーナーに引き継がれることを祈ります。

タイトル画は、3ツーリングと3GTです。
これを見てわかると思いますが、車高を落としたい人はGTを買うべきでないと考えます。
タイアハウスに被るくらい落としても、腰高感はぬぐえないのです。
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