丸三日ほど代車として使ったW206(220d)。
3日使ったといっても、100キロちょいとしか乗っていませんので、その点ご承知おきください。(高速なし)
自身の乗る車の新型に乗るというのは、ある意味怖いものです。
C43というベクトルが違う車両とはいえ、今の220dあたりは十分すぎる走りをしますから。
インフォテイメントシステムの進化は、それなりだと思います。通信系は権限や設定の関係で使ってはいませんが。
Pモードで使えるゲーム(クイズや神経衰弱、エアホッケーなど)があったりと目新しさはあります。
ナビモードでは、交差点の近くになるとフロントカメラの画像に矢印を入れ間違えない様なアシストをしたり。
目から鱗だったのは、身長を入れると体の大きさに合わせたシート調整をする機能。
このポジションに、なるほどと唸りました。
私のとるポジションが、ちょっと攻撃的過ぎていたのだと気が付きました。
つまり、バックレストの寝かせ方や、アイポイントの置き方、シートの傾斜など、通常の運転時にはこのくらいの方が疲れないのかもしれないと。
自身の43で試してみたいと思います。(必ずしもその方がいいのか、半信半疑ではありますけれど)
遮音やディーゼルエンジンにアシスト付きの動力性能に不満などありません。
ウェット路面では、ちょっと踏み加減で走っていた際にマンホールで強烈に片脚の空転も懐かしいものでした。
205型のオーナーからすると、コストを意識した作りに気が付くところが多いのだと思われます。
ダッシュ周りの作りからサンバイザーなど、機能性部品でないものに多く見受けられます。
例えばトランクの自動開閉ですが、今までこの機能が付いているのは高級車の部類でしたから、イージークローザーという名の如くじわりじわりと締まる品の良さがありました。(ムニュっとした)
しかしこのW205のトランクは、ウィーン、バッコンといった手で閉めるような勢いのあるものでした。
これは明らかにコストダウンしてあるもので、私はここまで品のない締まり方をするのであればいっそのこと無い方がいいと思う程。
その他気になったのは、回生ブレーキの入り方でしょうか。
通常の柔らかいブレーキでも回生をかなり効かせるようで、踏力に対する自然なブレーキングを妨げます。(つまり調整に疲れる)
まぁ効きすぎてしまうというものですから、これは慣れ以外にはないのでしょう。
私が気になったのはこれくらいで、極めて乗りやすく、力があって、速くもありました。
しかし淡白になったヘッドライトやテールライトは、改めて205型を見てみるとつぶらな瞳にさえ見えるほどに愛らしい。
ベースモデルに近いものだったからなのか、どうも私には魅力的ではなかったというのが本心です。
外装と内装が気に入れば、買って間違いのない車だとも感じています。
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