えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

年代モノに憧れて

2019-04-09 | X3(E83)
以前、「ゴルフR」を探していたとき、中古店のスタッフに駅まで迎えに来てもらった際、ゴルフⅢに乗ったのですが、あの味わいが未だ忘れられない。
4年くらい前の話ですから、当然にタダ同然で下取りした車両に違いなくオンボロなわけです。
がしかし、エンジンはとても元気で低速トルクの付きも良く、なんて快適に走るのだろうと思ったものです。
当然に踏めば遅いのでしょうけれど、下駄に使うに燃費させ考えなければ相当雰囲気を楽しめるのだろうと、、

今回のX3への乗り替えは、このあたりも含んでいると自己分析しています。
年代はX3の方が当然に新しいが、しっかりガソリンを使って走るトルク感と、二桁万円で買えるという気構えの無いカジュアルな車体。
こういった車両を、可愛がりながらも道具として使う感覚に憧れていたのかもしれません。

そして今ディーゼルに思うもの。
先日のカーグラTVで「ディーゼルよ永遠なれ」みたいな雰囲気がありました。
降りたばかりの私には、少しばかりキツイものでしたが(笑)、冷静に振り返りましょう。
プジョー、マツダ、MINIの中で一番エンジン音がうるさいのがMINI(BMW)であったというのは驚きません。
あれに出てきたのは3発であったのですが、4発でもノイジーなのは変わりないと思うのです。
アイドルストップを使えば気にならないかもしれない、そして目覚めの良いエンジンはなんとも素晴らしかったのです。
しかし、超の付くほど安定しているエンジンよりも色気を取りたくなった私が少数派なのは間違いないと思います。
踏んでのダッシュ力など、118dとE83(2.5)なんて比べ物にならないくらい最新ディーゼルに軍配は上がるのに。
その代わりN52B25Aは、その几帳面な6発を荘厳という雰囲気で吹き上げる様は圧巻であります。(単に古臭いのかも)
つまりは、使い勝手と環境性能のバランスで選べばディーゼルというのは鉄板でありましょう。
Dの4発はリーズナブルに楽しめ、Dの6発であればその雰囲気までも味わうことができるのでしょう。
私はディーゼルの6発を回しに回したことがありませんのでソコは分かりませんが、HVの6発でも良いかと感じています。
やはりN52B25Aなどは、最新のクリーンディーゼルと比べるべきものではありません。
今これを乗るのは、単なる趣味の領域であるかもしれません。

高速走行では、当然に伸びの出るターボの方が簡単に速いのは当然ですが、違いはトロ火にあるのです。
ここ10年くらい乗ってきた車種で巡航していれば、必ずトロ火感覚を味わいます。
あの「限りなく燃料を少なく走る」という雰囲気は、ある意味素晴らしい制御だったのだと。
しかし同時に、それは気筒停止システムをも感じる様な優等生ぶりをみせます。
トロ火の無い巡航が、これほど豪華に感じるものなのかと、今更ながらに驚いたのです。(現代の基準から見れば無駄というものですが)
ゆるい上り坂などでのスピードの伸びは非常に緩やかであると感じますが、フラットな路面でトルクバンドにかかっての六重奏は速くはないが美しい。
そしてこの時代のMスポは、やはりE46に感じた跳ねを思い出させる。
まぁ下道での乗り心地は良くないもので、もう少しマイルドに乗りたいものです。
ですからこのE83のMスポには、見た目のボディ同色キットやホイールなどを付けたままサスペンションはノーマルというMスポⅡといったものが存在していたのです。
これの方が良い気はしますが、程度を見極めこれのUsedを探すのは随分と悠長に待たなければならないでしょう。
おそらく、ちょっと飛ばした下道でのコーナーリングはⅠの方が得意なのかもしれませんが。
まぁまぁ納車の帰り道、随分と昔の車を買ってしまったように感じ、「オレ大丈夫?」なんて幾らか思ったりしましたが、350kほど乗ってみて不満はない。
ナビだって随分と使い慣れてきましたし。
来冬、日帰りスキーにガンガン使うのが夢デス。

タイトル画は、100k巡航も余裕という「ベスパ・スプリント150ノッテ」
バイクの黒づくめは新しい(^^♪ 本気で欲しい一台です
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