えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

F70?

2023-10-13 | 車関連
どうやら来年に発売される新型1シリーズは、F70型としたフルモデルチェンジとなるようです。
あまり話題性のない現行1シリーズでしたから嬉しいものですが、スクープ画像をみてフォルムがとても似ていることに不安を覚えます。
FRがFFとなったから伸びやかなデザインではなくなったというのは、EVが押し寄せる今、言い訳としか聞こえません。
キドニーグリルが小さくなるとか、現行に比べ滑らかになるフォルムとか言われていますが、心配なのはⅰ5を見たからでしょう。

もちろん現車を見た方がこの手のデザインの場合良く見えるのは承知していますが、あまりにも雑に見えます。
イボイノシシテイストが入っていると言ったら怒られるでしょうか(きっと怒られます)、そのくらいフロント処理は大胆です。

大胆なBMWといえば、クリスバングルを思い出す方も多いかと想像します。
確かに大胆で、時代の先を行くデザインで、人によっては先を行き過ぎていると感じた方もいらっしゃるのでしょう。
全部が全部溜飲が下がったとは言いませんが、その美しさに年々見とれていくとう車があったのは事実でしょう。
この頃のBMWにそう感じたのは、4シリやM3やM4に付けた縦長細目グリルあたりでしょうか。
F40やG60(ⅰ5)のデザインなどは、どうも強烈すぎて馴染めません。
じゃぁEQEがいいかと聞かれると、そうでもないのですが、内燃機関シリーズとの違いは明らかですし、お世辞を言えば未来的デザインがあります。

この頃の自動車デザインを見て、本当に難しい時代なのだと痛感します。
内燃機関モデルと並行しての販売期間に、如何にしてEVに魅力を感じてもらえるかといったものを性能だけでなく、未来的デザインというおまけをつける。
最先端デザインをEVに投入すればよいものでは無く、現時点での稼ぎ頭である内燃機関に気を遣わなくてはならないという事情。
このあたり、大きいメーカーであればあるほど難しいのかもしれません。
ボルボの様なメーカーは、さっさとEV主体のデザインに集中できたというものです。
トヨタの販売台数から見るとさぞ大変と思いきや、HVを主体としている今、HVデザインが全てのモデルデザインとなっているのでしょう。
クラウンやプリウスを見ていると思いますが、あのハンマーヘッド型のフロントデザインは一見未来的に見えますが、実はそれほどに未来を感じない。
きっと、その昔のリトラクタブルライト時代のフォルムに似ているからなのだろうと推測します。

タイトル画は、F70と予想されるプロトタイプ

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