「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

本番まで40日

2019年01月25日 |   中3 
中3は、定期テストに目途がつくと
学校で志望校決定の最後の三者面談があるということで
その前にアドバイスが欲しいと
三者面談の申し込みが数件ありました。

我々としては、先月中に行った三者面談で
その話は終わったものと考えていたので
先月以上の話はしようがないのですが、ご希望とあらば。

1人とはすでに面談しました。
「同じ高校の普通科と理数科のどちらに願書を出すべきか」
アドバイスが欲しいとのこと。
将来就きたい職業を考えて、当初は理数科を志望していたけれど
数学で思うように点数が取れないので
傾斜配点のない普通科の方が合格しやすいんじゃないか
とお母さんが心配しての相談でした。
今回の模試データでは、理数科だと合格確率80%とギリギリ、
普通科だと90%と出ているので
安全な方を選びたいと思ったのでしょう(←お母さんが)。

塾で「普通科に変えたほうがいい」と
言われるのを期待していたみたいですが
我々の答えは「とりあえずこのまま理数科で」

将来の展望がしっかりある上に、本人はどちらかというと
このまま理数科を受験したい様子だったのがいちばんの理由です。
お母さんにいろいろ言われて不安になり
普通科でもいいか…と思いだしたみたいですが
変えるかどうかの判断は、倍率を見てからで間に合います。
せっかく第一志望校の合格圏内に入っているのに
安全な方に逃げるなんて、もったいない!

本人も保護者も「失敗したくない!」と思うから慎重になるんだろうけど
だからって楽な方に逃げるのは、逃げ癖がつきそうで良くないと思うなあ。

このケースも含め、今の段階では
それほど難しい判断を迫られないと思いますが
倍率発表後となると、厳しい決断をせざるを得ない状況が考えられます。
約1か月後か…。毎年のことだけど、胃がキリキリしそうだなあ。