「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

謙譲語

2007年01月13日 |   中3 
今日の中3国語は、先日の模擬テストの解答・解説をしました。
生徒の解答のコピーを取って、テスト会社からデータが戻ってくる前に
自分で丸付けをしてもらう、というものです。

データが戻ってきたときに「復習しておいてね。」と言っているんですが
国語に関しては、文章をもう一度読むのが面倒くさい上に
自分の答えがなぜダメなのか、解説を読んでもよくわからないことが多い。
というわけで、生徒には好評です。
はやく点数が知りたい、という気持ちも大きいようですが…。

正解を導くためのポイントを理解してほしい、というのもありますが
自分がどんなミスをしているのか気づいてほしい、というのがいちばん大きなねらいです。
勘違いや書き写し間違いなど、注意すればもっと点数が上がるという生徒がほとんどだからです。


さて、そんな模擬テストから、今日の迷解答です。

問題 書店で背の高い見知らぬ青年にむかって「あの本を取ってください。」
    という内容で話しかけるとき、次の文の続きを謙譲語を使って書きなさい。
    
正解 「あの本を取って いただけませんか 。」


答1 「あの本を取って くれませんか 。」

   謙譲語を使ってくださいな。(´ヘ`;)


答2 「あの本を取って いただきたい 。」

   アンタは児玉清か?(-_-lll) (この間違いが1番多かった)
   中学生が見知らぬ青年に使う言葉使いじゃないでしょう…。
   

答3 「あの本を取って ほしい 。」

   タメ口ですかー?(゜□゜;)


答4 「あの本を取って あげる 。」

   意味が変わってるからー!(@_@;)



正解を聞いて一喜一憂したり、他の生徒と点数を競ったりと、なかなか盛り上がりました。
次回は同じミスをしないように、気をつけてほしいものです。


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