「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

あきらめモード

2016年11月08日 | 今日のお仕事 
定期テストまであと約1週間。
ここへきて、戦意喪失している生徒が出始めています。
どうやら、どの教科も「範囲の内容が難しい!」というのが原因らしい。

確かに、英語1つとってみても、どの学年もページ数は多くないけど
1年は新出疑問詞3つ代名詞三単現のS
2年は第3文型第4文型不定詞
3年は関係代名詞後置修飾
と、盛りだくさん。
そもそも国語が苦手な生徒には、単語を覚えているだけでは
高得点は望めない内容になってきています。

国語はどの学年も古文が中心。
これは出題される問題のパターンが決まってくるから
ワークを繰り返しやればチャンス!と言っているのに
「昔のコトバはわからない。」と
思考停止状態になっている生徒が多くてジリジリします。
話の内容はそんなに難しくないので、かいつまんで
わかりやすく説明すると「そういう話だったの!」と
くいついてくれるんですけどね。

それにしても、中2クラスで『枕草子』と『徒然草』と『平家物語』が
ごっちゃになっている生徒がかなりいて面食らいました。
「春はあけぼの」がどの作品の中のエピソードかわからないとか
『徒然草』の作者が「琵琶法師」と言い出したりとか
かなり基本的なところでつまずいている模様。

どう考えても次回のテストの方が範囲も広くなるし難しくなるハズなので
なんとか今回のテストで踏みとどまってほしいんだけどなあ。


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