「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

始まりの少年

2018年01月20日 | 今日のお仕事 
テスト対策授業の一環として、授業後の居残り自習教室も開催中です。
クラスによっては居残る生徒が少なくて、少人数ゆえにできる雑談から
いろいろな話が聞けたり、生徒との距離が縮んだりするので
学力アップ以外のメリットも実はあります。

今日、私が居残り自習の監督をした中1のあるクラスは
学校でインフルエンザが流行っていて
学級閉鎖になっているクラスもあるとかで、出席数がいつもの7割程度。
大事をとって居残らずに帰る生徒もいたので、最後まで居た生徒は半分少しでした。

その中で、先週発熱のために塾を休んだ生徒が「実は…」と教えてくれたのが
自分が学校でインフルエンザ第1号だったというハナシ。

当日、熱が37.3度だったのですが
母親から「37.5度を越えていないから学校に行きなさい」と言われ登校したそう。
学校でその話を先生にしたら即「帰りなさい」と言われ、給食を食べてから早退。
そのときに、他に2人くらい発熱したらしく一緒に下校し
帰宅してからは「医者に行きたくない」とごねてインフルエンザかどうか確認せず。
翌日はまだ熱があったので1日休み、次の日は少し熱が下がったので登校。
そのあと、次々に自分のクラスの生徒がインフルエンザで欠席していき
先週とうとう学級閉鎖になったらしい。
現在は中3の兄がインフルエンザで学校を欠席中とのこと。

コレって、アナタが発端なのでは…?

本人(と母親)はそんなに自覚がないようですが
「これくらい平気だろう」という軽い気持ちから
結果的に深刻な状況を引き起こしてしまう可能性があるというのを
目の当たりにした気がしました。
気づいたときには自分1人の問題じゃなくなっている、という…。

私もわりと病院の診断を仰がず無理して仕事に出てしまう方なので
気をつけないといけないな、と反省。


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