「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

驚愕のテスト範囲

2018年05月17日 | 今日のお仕事 
今日もまた高校クラスで残業でした。

「高校クラス」とひとくくりにしていますが
個別指導なので、いろんな高校の生徒がいます。
数学中心(+英語+古文)で指導しているので
基本的には「普通科」の生徒だけですが、学校のレベルはさまざま。
目指すレベルもさまざま。

進学校だけど、赤点をとらなければいい、という生徒もいるし
進学校ではないけれどトップを狙っている、という生徒もいます。
でも、どの生徒も、中学の時よりも必至で勉強している印象です。
勉強がラクな高校なんてない!ということを、ようやく実感してくれたみたい。
中3の時にさんざん言っていたけど、信じていない生徒が多かったからなあ。

さて、そんな生徒たちですが、テスト期間中なので
数学・英語以外の教科も勉強しています。
化学・物理・世界史なんかも質問があれば
わかる範囲で解説しています。

そんな中、ある学校で世界史のテスト範囲が教科書3ページ
という事実を知らされました。
たったの3ページ?
プリントや資料集なんかは範囲になってないの?

何度も聞き返したけど、本当に純粋に教科書3ページ分で
そのうち1ページ半は今日の授業で終わらせたらしい。
(ちなみに明日がテスト本番)
この1ヶ月半、何やってたの!?

偏差値50以下の学校で、大学進学希望者はまずいない学校ではありますが
それにしたって教科書の進み方が遅すぎやしませんか…。
「本当は範囲はもう少し長かった」けど
「先生が雑談ばかりしていて教科書が進まなかった」らしい。
その雑談が世界史に関することなのかどうか、聞いてもよくわかりませんでした。
ていうか、生徒たちはその授業をちゃんと聞いてるのかな…。

しかし、そのたった3ページのテスト範囲にもこの生徒は苦戦しています。
いわく「中国人の名前が難しすぎる!!
た、確かに…。

健闘を祈る!


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