大和町宮床の滝の原集落西方、蘭山(P760.6m)東麓一帯を踏査してきました。
この辺りには林道や作業道が何本もあり、更に電力会社の送電線巡視路もあって、
上手く繋ぐと、広い山麓をぐるりと一周できます。
今回の狙いは、山に自生するアジサイです。
山に咲いているアジサイですから、ヤマアジサイと言いたいところですが、これは
関東以西に分布していて、宮城県の山に自生するのはエゾアジサイと思われます。
薄 . . . 本文を読む
大和町宮床地区西部には、七つ森山群をスケールアップしたような岩山が、幾つも
聳え立っています。東から難波森、長倉山、赤崩山、蘭山、高倉山、黒森の六峰です。
樹木が茂っているので、遠目には岩山とは見えませんが、登ってみると巨岩が累々と
積み重なっていたり、岩壁が聳え立っていたりで、難渋させられる山々です。
岩質は安山岩や、安山岩質の溶結凝灰岩と思われます。
林道の多くが、これらの硬い岩盤を掘削して延 . . . 本文を読む
大和町宮床地区の西部、蘭山東麓の森の中に電力会社の送電線巡視路があって、
これを利用させてもらうと、二つの林道を繋ぐ周回ルートを設定できます。
送電線の鉄塔間を結ぶ巡視路ですから、単純な登りだけではありません。
沢に下ったかと思えば尾根を直登し、再び沢に下って次の尾根に取り付く。
そんな上り下りの多い大変な細道です。
巡視路で二つほど鉄塔を通過し、コース中の最高地点を目指して上って行くと、
突然森 . . . 本文を読む
いつもとはコースを変えて散歩していると、道路脇の屋敷の基礎に小さな黄花が
たくさん咲いています。先にアップしたツルマンネングサよりも花が小さいですね。
この仲間はけっこう種類が多いので、花や葉の特徴をつかみ、図鑑としっかり照合
しないと種の同定はできません。
先ずは、角度や距離を変えて、たくさん撮るしかないでしょう。
道路際とは言え、よそのお宅の裏でしゃがみ込んで、何かをしている怪しいオヤジ・・・ . . . 本文を読む
田束山北尾根の防火帯の林際に、真っ赤な木いちごの実が幾つか生っています。
実が大きくつややかですから、クマイチゴでしょうか。
立ち寄って確認すると、茎や枝が赤く丈もあるので、クマイチゴで間違いありません。
まだ小さい青い実や、幾分色付きかけた実など、熟し方に差がありますね。
ナワシロイチゴなども、一斉に熟すことがなく、二週間くらいは楽しめたように記憶して
おり、これら野生の木いちご類に共通する特徴 . . . 本文を読む