最近、街中を歩いていると、歴史を感じさせるような建物を目にすることがあります。
時には、『登録有形文化財』もしくは『国登録登録有形文化財』と書かれたプレートを目にします。
これは、平成8年10月1日、文化財保護法の一部を改正する法律によって,保存及び活用についての措置が特に必要とされる文化財建造物を,文部大臣が文化財登録原簿に登録するという文化財登録制度に基づいて指定されたものだそうです。
日本橋の富沢町にあるハリオグラス(ティーポットやコーヒーサイフォン等の耐熱ガラスメーカーとして有名ですね)の本社社屋もその一つです。
オフィスビルに囲まれた一角に、周囲とは違う時間を感じさせます。
現在も使用されている建造物なので、内部の見学はできないようですが、興味をそそられます。
エントランスの脇に取り付けられたレリーフは、ガラスを吹き出して整形している様子が刻まれています。
登録有形文化財は、建造物だけでも全国で5400件ほどがあるそうです。
身近なところにもありますので、訪ね歩いてみてはいかがでしょうか?