Preview公演以来、2度目となる舞台を観てきました。
前回は舞台間近で観ていたために、役者の方々の表情は手に取るようにわかったものの、全体を観るにはちょっと辛い席でした。
今回は、1階席のほぼ中央。
無理なく全体が見渡せ、楽に観られました。
前回と比べると、固さが取れてきたようで、台詞も滑らかな感じです。
沼尾さんのコメディエンヌ振りも、いい感じですね。
こうなると、西さんや佐渡さんが演じた場合、沼尾さんのイメージを引きずりそうですね。
Popularでの2人のやり取り、いいですね。
前回と変わらず、1幕ラストのDefying Gravityは素晴らしいですね。
幕が下りた後も、席で涙ぐんでいる女性が結構いました。
2幕、No Good Deedも気迫と怒りが伝わってきます。
逆に、前回ネッサがエルフィーの魔法で歩けるようになったとき、立ち上がるまでの演技が凄いと感じられたのですが、今回は割とあっさりした印象で意外でした。
「物事を違った角度から見ているだけ」という台詞を、エルファバとフィエロ各々から語りかけられます。
互いを理解している者には、こんな表現で思いは伝わるものの、群衆にとっては耳を傾けるにも値しないものなのが辛いですね。
きょう、午前中と夕方の2回、中越で震度6の地震が起きています。
時間が経つにつれ、被害状況が明確になってきています。
被災された方々には、お見舞い申し上げます。
今日いた四季劇場[海]の収容人員は、およそ1200人。
ここで人が大地震に遭遇したとき、どれほどの人が冷静でいられるものなのか・・・。
思わず考えてしまいます。