3連休の最終日は、美女と野獣を観に静岡まで行ってきました。
梅雨明け宣言は出たものの、どんよりとした曇り空。
おかげで猛暑にはならずホッとしたものの、ガスがかかったような空が続き、青空を背景にした富士山は見えず仕舞いでした。
新静岡駅周辺は商店街があり、かなりのお店に「美女と野獣」のポスターが掲示されていました。
駅に新設するショッピングセンターの飲食街では、「美女と野獣」のチケットを見せると割引やデザート等のサービスが受けられます。
この辺りになると、先日の千葉の時と同様に親子連れが同じ方向に歩いていて、会場の静岡市民文化会館まで迷うことはありませんでした。
早めに着いたにもかかわらず、会場周辺にはかなりの人が集まっていて、予定よりも10分ほど早く開場しました。
会場が大きいだけに観客も多く、美女と野獣グッズ?売り場の前はかなりの人で、近寄ることさえ早々に諦めました。
美女と野獣は、映画で観ているのでストーリは頭に入っているものの、四季の舞台は観るのは今回が初めてです。
プロモーション映像やテレビの特集を見ているうちに、どうしても生の舞台を観たくなり広島から静岡に会場を移したこともあり、今回の観劇となりました。
そんなこともあり、冒頭の魔女が魔法を掛けるシーン(花火が投げられる)から興味津々でした。
でも、やはり圧巻なのはBe Our Guestですね。
この華やかさと迫力は、素晴らしいですね。
WICKEDの1幕ラストのDefying Gravityやライオンキングのサークル・オブ・ラオフィのように、誰もが好きなシーンでしょうね。
ガストンが田島さんから野中さんに変わっていましたが、私としてはこちらの方がイメージに合っている気がします。
酒場でビアマグを使ってのシーンも、印象に残りますね。
坂本さんのベル、歌もダンスも素敵ですね。
私の中では食事の後のダンス、ビーストの手を取りステップを踏み、下を向いているとビーストの顔を上げさせるシーンが好きです。
自分を見つめて欲しいようにも、今までに逃げていたものを、ちゃんと見据えさせようとしているかのようにも見えてきます。
佐野さんのビーストは、ファントムと同様に人間臭さが溢れていますね。
冷徹な態度を取っているかと思えば、食事にきてくれないベルに駄々をこねている子供のような態度を取ったり、ガッツポーズを見せたりと、笑いどころも多いです。
ただ、Be Our Guestで盛り上がった後、愛せぬならで自分の心情を歌い上げるシーンでは、ホロッときてしまいます。
さすが、佐野さんという感じです。
ラストの魔法が解けた王子の姿は、見慣れないためだけではないと思うのですが・・・。
やはり、ラウル子爵様の方がお似合いかと。
それにしても、ラストのビーストの魔法が解け、王子に戻るシーンは、映画を観ているかのようです。
私の中ではマダムジリーのイメージしかないタンス夫人の秋山さんの歌声にも、ちょっと驚きです。
ヨーロッパオペラ界の華としての歌声、イメージをするなといってもカルロッタが重なってきます。
煌びやかさは違うものの、イルムートのシーンが・・・。
バベットの有永さんは、役柄的にセクシーなイメージと言うことですが、胸元を強調し過ぎていませんか?
どうしても、目がいってしまいます。
カーテンコールは結構盛り上がり、ラストはスタンディングで拍手を贈る方の姿も見られました。
いずれのシーンも、さすがディズニーと思わされます。
秋劇場あたりでロングランをしてくれるのならば、メインキャストが変わる度に観に行きたくなります。
静岡市民文化会館 | 2008年7月21日 |
ビースト | 佐野正幸 |
ベル | 坂本里咲 |
モリース(ベルの父) | 喜納兼徳 |
ガストン | 野中万寿夫 |
ルミエール | 百々義則 |
ルフウ | 中嶋 徹 |
コッグスワース | 青羽 剛 |
ミセス・ポット | 竹原久美子 |
タンス夫人 | 秋山知子 |
バベット | 有永美奈子 |
チップ | 川良美由紀 |
ムッシュー・ダルク | 寺田真実 |
【男性アンサンブル】 | 香川大輔 |
上出匡高 | |
キン マング | |
影山 徹 | |
小倉佑樹 | |
赤間清人 | |
奥田慎也 | |
沢樹陽聖 | |
清川 晶 | |
【女性アンサンブル】 | 荒木美保 |
大石眞由 | |
新子夏代 | |
倖田未稀 | |
鶴岡由佳子 | |
松尾千歳 | |
世登愛子 | |
細見佳代 | |
手塚佳代子 | |
伊藤典子 |