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キャッツ 11月14日マチネ

2009年11月14日 23時04分00秒 | 劇団四季

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11日に開幕と26周年を迎えた横浜キャッツですが、周囲から入ってくる情報に我慢ができず急遽観に行ってきました。
五反田と比較すると、距離的に遠くなった分、30分くらい自宅を早く出る必要が出てきました。
アクセス手段はいくつかあるものの、最近多発する遅延の影響を考えると、さらに早くなりそうです。
ちなみに、劇場最寄り駅の新高島~劇場間にはコンビニも自販機もないため、早く着くと開場までの時間潰しに困ります。
さて、客席に入ると、以前より座席数が増えた客席は、思った以上に天井が低く感じます。
2階席や、ジェリクルギャラリー席が無いだけかも知れませんが、天井から下がっている電飾が少ない?のも、そう感じさせるのかも知れませんね。
各メディアで紹介されていることもあり、ご当地ゴミを探検している方が多かったです。五反田では2階席にあったセット部分は、ステージ側に張り出した形になっていました。
開演を待つ間、私の後方の席の女性2人の会話で思わず笑ってしまいました。「天上に昇る猫」を友人に説明をしていたようですが、どうも「天井に上る猫」としか伝わっていなかったようです。(笑)
久しぶりの高倉タントのオープニングに、
今回の席は、6列目ほぼセンター。
2階席が無くなったため、目チカやネーミングの時は多くの猫が通りすぎていきました。
中でも、目力では最強?な西村ボンバルリーナは、迫力満点です。
5列センターの女性はロックオンされ、かなりたじろいでいました。
スニーカー?に変わって天井から落ちてくる、横浜仕様の赤い靴。
まだ、ちょっと硬そうです。
久しぶりの阿久津タガー、「ご無~用」ソウルシンガーの様な引っ張り方でした。
谷口バブは、子猫っぽく、タガーナンバーの途中も小芝居を続けていて、思わず目がいってしまいます。
上手のパンダにも、かなりちょっかいを出していました。
早水グリザに対して、冷たい視線を送る金平ジェミマ。
笑顔はとても可愛いのですが、グリザの背に向けて歌う声はジェリロの時と違って、しっかりとした歌声は良かったです。
バストファナンバーは、私には、2007年5月以来の村さんです。
バラの花をトスするときは、目の前の観客に「さあ、投げるから受け取って!」とても言っているかのような仕草でした。
谷口バブ、秋ジェリロなら、ごちそうを食べさせてもらえるようですね。
新演出で最初に驚かされたのは、マキャビティ登場のシーンです。
まるでタガーに紹介されて登場するミストのように、天井から降りてます。
正確には、ステージ上ではなく5列49番と55番の間の通路上辺り中に浮いている状態です。
今日のキャストを観ていると、芝さん村さん、種井さん、早水さんあたりは、マイクが要らないのではと思えてきます。
川東マンゴの歌声が愛沢ランペよりもかなり大きめに聞こえたのは、マイクのせいでしょうか?
愛沢ランペは、初めてでしたが、安心して観ていられました。
種井デュト様登場は、今回は上手側の客席ドアからでした。
1幕ラストのメモリー、早水さんの歌い方が少し変わったような気がしますが、相変わらず心に染みる歌声のホロッとさせられます。
今回の演出からだと思うのですが、グリーンの照明が時々入り、今までとは少し印象が変わります。
逆にビクトリアソロのライトが青みがかった照明が、白っぽくなったような気がするのですが、いかがなものでしょう?
2幕のグロタイナンバーは、ステージ奥の壁面から船が降りてくるとともに、背景の壁面がそれぞれ横にスライドしています。
グリドルボーンの小部屋も、若干位置が変わるものの以前と変わらず、安心しました。
スキンブルナンバーでは、噂の横浜仕様の機関車が。
猫によっては、持ってくるパーツが重そうな印象も。
見慣れるまでは、ちょっと違和感があるかも知れませんね。
慣れるまでは、大変かも知れませんね。
マキャファイトでは、2度目のサプライズが。
以前はスロープから飛び出すシーンがありましたが、今回は7列もしくは8列70番辺りから飛び出していました。
ミストナンバーでは、松島さんが見せてくれますね。
ダンスだけでなく、ピンスポットを絞っていくシーンでは、スポットが小さくなるにつれて変顔をして笑いを誘っていました。

猫たちとの握手は、劇場が広くなったためか、最後列から始まったものの7列目でタイムアップでした。センターから上手の回転席辺りは、五反田の時に準じた猫たちの動きに見えました。
カテコは特に変わった演出はなかったものの、初日のカテコと同様なのか、タガー締めもないままに、早々に終わり終演のアナウンスが流れてしまいました。
ここで諦めのつかない観客席からは、鳴りやまない拍手が。
しかし、いっこうにステージに明かりが灯る気配はなし。
観客が席を立ち始め、1コーラス分くらい続いた拍手に諦めムードが漂い始めた時、ようやく全員がステージに戻りました。
スタンディングの観客も目立つ中、1度挨拶をしただけで袖に引っ込み、完全に終了でした。

終わり方があっさりしているためか、何かもの足りなさのようなものを感じた方も少なくないのでは?
まるで、ユタと不思議な仲間たちの新演出初日のような終わり方で、終演後に反省会でもやっているのではなどと、要らぬ想像をしてしまいました。
何はともあれ、半年ぶりのキャッツを楽しむことができました。
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キヤノン キャッツシアター2009年11月14日
グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋 夢子
ジェニエニドッツ 礒津ひろみ
ランペルティーザ 愛沢えりや 
ディミータ 団 こと葉
ボンバルリーナ 西村麗子
シラバブ 谷口あかり
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 金平真弥
ヴィクトリア 千堂百慧
カッサンドラ 蒼井 蘭
オールドデュトロノミー 種井静夫 
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 村 俊英
マンカストラップ 芝 清道
ラム・タム・タガー 阿久津陽一郎
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 川東優希
スキンブルシャンクス 岸 佳宏
コリコパット 入江航平
ランパスキャット 桧山 憲
カーバケッティ 松永隆志
ギルバート 龍澤虎太郎
マキャヴィティ 金久 烈
タンブルブルータス 川野 翔

キヤノン キャッツシアター

2009年11月14日 21時59分00秒 | 劇団四季

横浜・新高島のキャノン キャッツシアターへ行ってきました。
アクセスは、横浜駅から徒歩もしくは、横浜市営地下鉄・みなとみらい線の新高島駅からのいずれかですが、初めての方は新高島駅からアクセスするのが良いでしょう。
新高島駅の1番出口を出れば、徒歩2分です。
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キャッツシアター前から見た、新高島駅1番出口です。
シアター周辺は、開発中の工区が広がるだけに、一目瞭然です。
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基本的には、五反田キャッツシアターと同様のイメージです。
数段の階段には、猫たちの名前が記載されています。
ロビーは、左右に広がっているため、五反田よりも広く感じます。
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赤のカーペットと、黒の壁面・天井の内装は、思った以上の暗く感じます。
客席に向かって左手に、キャストボード、クローク、売店が並びます。
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売店前は、相変わらずキャッツグッズを買う人たちで混雑しています。
右手には、トイレ、インフォメーションが設置されています。
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客席への入り口は、3ヶ所ですが、エントランスまでの距離が短いので、五反田の時よりも混雑は少なそうです。
他の劇場とは異なる点が、1つ。
当日の出演者を記載したキャストシートが、キャッツシアターには置かれていないこと。
入場時にチラシ類と一緒に、アルプと同じB5サイズでキャストとシアター周辺の案内図がプリントされたものを渡されます。
キャスト表を保存される方は、要注意です。

帰りは、地図を参考に横浜駅まで向かっても良いかもしれません。
徒歩で、10数分と言うところでしょう。