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ライオンキング(大阪) 1月14日

2013年01月14日 23時24分00秒 | 観劇

広島からの帰り、正確に言えば昨日チケットが入手できたため、急遽大阪へ向かいライオンキングを観てきました。

東京公演以外観たことがなかったので、ティモン・プンバァのご当地弁バージョンやセットの違い等が楽しみでした。
満員の客席では、リピーターよりも初観劇の方が多いのかなと言う感じが、作品への期待感と共に会話の中からも感じられました。
ストーリーは変わらないのは当然ですが、プライドロックの登場に驚かされました。
札幌公演を取材したテレビ番組で、劇場の違いによりセットが変更されているのは知っていましたが・・・。
まるで、「風の谷のナウシカ」のオウムのように連結した部分がガシガシと移動してきて姿を変える様に驚きました。
プライドロックに登っている役者さんも、気を遣うでしょうね。
以前、四季劇場[夏]の内覧会の時に受けた説明で、[春]以外に奈落が深い[夏]でもプライドロックのセットが組めるとのことでした。
そう思うと、[春]で当たり前のように観ていましたが、同じようなセットを組むのは難しいんですね。
セットで驚いたことが、もう一つ。
考えてみれば、ハービスENTと言うビルの1テナント的な存在だけに、奈落が深く取れないのは当然ですが、迫りが思うように設定できないんだと思います。
雌ライオンたちが、狩りでガゼルを襲うシーンです。
[春]では、雌ライオンたちに囲まれたガゼルは奈落へ降りていきますが、大阪ではガゼルの体がパーツに分かれて雌ライオンが手にしていている時に、ガゼル役の俳優がその後ろを下手に捌けていきました。
俳優では、スカー役の道口さんが気になりました。
東京ではスンラさんのスカーが多く、道口さんのスカーは観たことがありませんでした。
低い声を活かして怖いイメージを出し、スンラさんや下村さん達とはひと味違うスカーを楽しませてくれました。
噂のティモンとプンパァの関西弁でのやりとりですが、関東人の私でも思わず「めっちゃ、楽しいやん!」と言わずにいられないですね。
思わず、爆笑の連続でした。
私には関西弁としか聞こえてきませんが、韓さんのティモンの突っ込みと、ともするとオネエ系のような荒木さんのプンパァの京都弁?ノ柔らかい響きが好対照です。
私は、てっきりこの2人だけが関西弁を使うものだと思っていたのですが、ヤングシンバまでもが「ヌルヌルするけど、めっちゃ美味い!」と関西弁になってしまうんですね。
ただ、その直後に登場する成長したシンバは、関西弁は使わないのにも、笑ってしまいました。
2幕で骨の上に乗って下手から登場するスカーとザズで、東京では「月が~出た出た、月が~出た♪」が「六甲颪に~颯爽と~♪」と六甲颪を歌ってしまうんですね。
これって、人気の高い阪神タイガースを意識しているのか、はたまたハービスENTの経営をしている阪神電鉄に気を遣っているのか?
それでも、ここまでやってしまうんですね。

こう思うと、博多弁や北海道弁のLKも観てみたかったです。
いっそ、ローカルバージョンではないけれど、東京でも特別バージョンを期間限定で演じて欲しいです。
いつもとは違ったライオンキングに大満足でした。

帰りの新幹線は、劇場で合流した友人とビールで乾杯しながらLK談義に花を咲かせていたら、関東の雪をすっかり忘れていました。
実際、小田原までは車窓からは雪は見えなかったのですが、横浜辺りから東京へ近づくにつれ積雪が増していくのに驚かされました。
結局、最寄り駅から自宅近くのバス停を降りた時には、踝よりも深い積雪でした。
早めに大雪がピークを過ぎてくれたのが、幸いでした。

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大阪四季劇場 2013年1月14日
ラフィキ 茜 りな
ムファサ 深水彰彦
ザズ 岡崎克哉
スカー 道口瑞之
ヤングシンバ 大前嘉紀
ヤングナラ 奥内美遥
シェンジ 小林英恵
バンザイ 池田英治
エド 小原哲夫
ティモン 韓 盛治
プンバァ 荒木 勝
シンバ 田中彰孝
ナラ 江畑晶慧
サラビ 大和貴恵
【男性アンサンブル】 奥田直樹
賀山祐介
熊谷 藍
梅津 亮
赤間清人
長手慎介
天野陽一
文永 傑
浜名正義
吉田龍之介
鈴木智之
塚下兼吾
永田俊樹
【女性アンサンブル】 海宝あかね
松田佑子
時田里好
平田曜子
福井麻起子
芦澤瑞貴
阿部三咲
新保綾那
柴田厚子
中村友香
井藤湊香
成松 藍
パーカッションI 山下ジュン
パーカッションII 西尾智子