今日は内科日直だった。午前中は開業医がやっているので、普通は昼前から患者さんが来るが、今日は午前中から小児科の受診が多かった。何故か高齢者の受診がなく、内科でも若年者のみだった。内科の入院もなし。珍しく救急車の搬入依頼もなかった。15歳男子中学生が1週間続く、咽頭痛と発熱で受診した。溶連菌感染と思われたが、炎症反応はごく軽度上昇のみで、肝機能障害を伴っていて、おそらくEBウイルスによる伝染性単核球症のようだ。
入院は小児科で2名。1歳3カ月に女児が5日前から咳と発熱が続き、内科小児科医院を2回受診していた。症状が続いて当院を受診した。胸部X線で左上肺野と心陰影背側に肺炎に浸潤影がありそうだった。もう一人は13歳女児で生まれつきの障害がある子供だった。感染症にかかったり、ストレスがかかると食事が取れなくなって入院を繰り返していた。今日はいつもの入院する時ほどではないが、母親はこうなると数日点滴しないと改善しないという。病棟を診に来ていた小児科医にお願いした。
大学から日当直で来るはずの外科医が来なかったために、大学病院に連絡して、別の外科医が来ることになった。たまたま外科で受診する患者さんは少なかったのが幸いだった。今日の当番だった外科常勤医がカバーしていた。