なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

母親の葬儀

2012年12月08日 | Weblog

 1週間前に母が亡くなったが、お寺の都合で火葬だけすませて、今週末に葬儀となった。昨日は通夜で、今日は告別式。亡くなったから時間が経ってしまって、すでに年金を止めたり保険の書き換えをしたりと事務的な手続きを行っていた。

 通夜には院長が出席した。病院関係者の冠婚葬祭に出るのが仕事だが、病院職員は200名近いので、全部には出られないだろう。医局関係と、看護部や事務の幹部クラスに限られるのかもしれない。地域の医師会に入っているので、医師会から電報が来て、開業医の先生方から病院に届いた御霊前の封筒を病院事務職員が届けてくれた。消化器科の先生方や、以前内科で一緒だった今は父親の医院を継承している先生などが来てくれた。

 うちは父親が6年前に死亡していて、こどもは私と妹のふたり。私が喪主だが、実際の手続きや親戚との連絡は全部妹がしているので、実際の喪主は妹で私は名前だけの喪主だ。妹に言われるままに、親戚にあいさつをしていた。葬儀社の担当者も「先生に言ってもわからないので、妹さんと相談して決めます」と言っていた。

 両親の兄弟姉妹も高齢で、施設に入所していて来られない人もいた。同世代のいとこたちも中高年になっている。葬儀でもないと、なかなか集まる機会がないので、ひとつのキッカケにはなるようだ。母親は4人姉妹(2番目)だが、一番最初に亡くなってしまった。姉の夫は亡くなってしまったが(私が主治医で胃ろう造設をした)、妹2人は夫婦ともそれなりに病気はあるようだがまだ元気で、通夜の後は姉の家(実家)に泊まることになっていた。いとこ(母の姉の息子)の運転するエスティマに乗り込んで実家に向かったが、楽しそうだった。

 今日の告別式を終えると、明日は病院の当直。

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