開業医さんからの紹介患者さんが毎日5名くらい来院する。循環器科だと、心雑音の精査、浮腫がある(慢性心不全)、胸痛(狭心症疑い)。消化器科だと、腹痛・腹部重苦感の精査、健診の二次検査(上部・下部の内視鏡)が多い。内科には発熱が続く、食欲不振・倦怠感、血糖が高いなどが紹介される。呼吸器科がないので、肺炎の紹介も多い。
明日の月曜日には80歳台の貧血・血小板減少が紹介されてくる予定だ。経過もよくわからないので、判断しがたいが、慢性の経過であれば骨髄異形成症候群(MDS)が考えられる。血液科に紹介してほしいところだが、遠くの病院まで行けないので、地元で診てほしいといわれることが多い。精神科のクリニックからは、どうやら高齢で廃院を考えているらしく、統合失調症の患者さんを紹介したいというFAXが来ていた。高血圧症などはいいいが、統合失調症で処方されている抗精神薬までお願いされても困る。