なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

ビタミンB12欠乏性貧血でいいか

2013年10月08日 | Weblog

 昨日内科医院から貧血の87歳女性が紹介されてきた。認知症としてアリセプトが処方されていた。これまで一人暮らしで、介護保険もうけていなかったそうだ。MCVがしだいに上昇してきていて、124だった。胃切除術の既往はない。舌をみると、なんとなくテラテラとしているが、赤色ではない。下肢のしびれはないという。血清ビタミンB12を提出したが、外注で結果が出るまで1週間かかる。Hbが5なので、血液科のある病院に紹介した。

 今日受診してきたが、高齢であり、骨髄検査はしないことにしたという返事だった。ビタミンB12の筋注で経過を診て下さいとあった。今日は1回注射してきているので、明日入院の準備をしてきてもらうことにした。当院でも骨髄穿刺はできるが、骨髄像は読めないので、外注依頼になる。賢志は2週間から、遅いと3週間くらいかかる。

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