なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

急性胆嚢炎・胆管炎

2013年10月12日 | Weblog

 3日前から発熱が続いて、食事が連れなくなったと、かかりつけの内科医院から紹介されて、88歳女性が救急搬入された。肝機能障害と炎症反応の上昇があり、黄疸を呈していた。認知症で精神科病院に通院(薬だけか)して、内科医院には糖尿病でかかっていたが、最近は食事摂取量が低下していて糖尿病の処方は中止になっていた。最近は寝たきり状態だった。

 腹部CTで胆嚢が腫大しているが、緊満というほどではない。胆嚢内の結石ははっきりしなかった。総胆管の拡張は軽度で、ここにも結石は指摘できない。まずは抗菌薬と点滴で経過をみるしかないが、回復の見込みはあるのだろうか。

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