Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

英語の話&Rumpole

2014-03-19 20:01:00 | 英語


先日、単発バイトの紹介というのをやりました。
東京で英語学校を営む友人Sさんが、生徒さんがロンドンのアート大学院の入試面接に行くので、その引率者を探していたのです。それでロンドン在住の友人Tちゃんを紹介しました。彼女は以前DVD「Third Star」やビスケットを大量に買って来てくれた親切な人です。その面接は本日!さ~てどうだったか後でTちゃんに聞いてみようっと。

Sさんの学校で留学と面接のために英語を習っている生徒さんの話を聞いてるうちに、Sさんによるグチまで聞いてしまいました。生徒さん、実はもうすでに某分野でデザイナーとして企業で働いている方。面接では自分の作品プレゼンのために使いたい単語があり、それをぜひとも英訳して言いたいのだとか。しかし彼のためにプレゼン用の英語表現を考えているネイティブ講師は「そんな難しい言葉使っても通じない」と思っている。挙げ句の果てに生徒さんは「授業が良くないから僕の英語が上達しない」とのたもうたそうで。。。

実は、彼は40歳代日本人男性に典型的な、プライドが高く恥を恐れてしゃべらない→英語力がつかない。なんだそうです。さらに実は、イギリスの大学&大学院には、アメリカのトーフルに当たるアイエルツという英語レベルの条件(5.5以上)があり、彼の英語はまったくそんなレベルに達してないそうなんです。しかしどういうわけか面接のチャンスは与えられた・・・

Sさんは彼女自身も文法の講師をしていて、学校経営者ですから、その生徒さんの行く末を心配しています。でも彼のような人は、現地でサバイバルに追いつめられないと使わないのでしょう。さっさとロンドンに住むべきです。

こういう人の話を聞いて、私は自分が心配になりました。
彼は心のブロックさえ崩れれば、道は開ける、夜は明ける。しかし、私やこのブログを読んでくださってる方は、映画とかドラマを字幕や吹替えなしでわかりたい!という明確な目的があり、心にはブロックなんてなく、100%心はオープン、両手を拡げたウェルカム状態で、映画見たりラジオドラマに挑んでいるのに、この有り様は何か?!

・・・わかってはいるんです。数ヶ月前に、ベネディクト・カンバーバッチで英語を勉強しようという2冊の雑誌、イングリッシュ・ジャーナルとアエラ・イングリッシュ、買ったまま棚にしまってある私がいけない。

もしや、こんな私と似た行動パターンの方、また楽しいチャレンジがやってきますよ。

Rumpole and the Old Boy Net

ラジオドラマ「Rumpole」の新作です。
明日3/20イギリス時間14:15ですので、日本では23:15。リンク先のiPlayerで日本からも聞けます。

Rumpoleとは、自身が弁護士でもあるJohn Mortimer作の弁護士シリーズで、テレビは1978-1992、ラジオが1980-、2009年のシリーズから主人公の回想として若い時代のRumpoleをベネディクト・カンバーバッチが演じているので私も知ることになった作品です。

前作まではこのイラストがiPlayerに出ていたのですが、今はなぜかシャーロックの写真が?!