Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Endeavour

2014-03-22 23:55:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
去年の心残りを12/31のブログに書きましたが、その中のひとつだった「新米刑事モース/Endeavour」は、結局WOWOWはあきらめてDVDを見ることにしました。買ったのはこちら、シリーズ1の4話とその前のパイロット版が収録されたディスク3枚組です。


日密林では5000円以上するのですけど、英アマゾンからは、送料も含めて\2165でした・・・ヒソヒソ・・・

キャビン・プレッシャーのダグラスでおなじみのロジャー・アラムさんと、ミスティック・アイズ/Wreckersでおなじみ・・・かもしれないショーン・エヴァンズが活躍する刑事ドラマです。「主任刑事モース」という人気ドラマの主人公の若い頃のお話で、シャーロックといい、ホビットといい、前回のブログに書いたRumpoleといい、人気シリーズから時代を遡るのが最近の流行なんですかね??

主任時代の本は1975-1999年、テレビシリーズは1987-2000年に発表されていて、こちらの話は1965年から始まっています。私はもともと60-70年代のロンドンに憧れていて、シャーロックでは21世紀のロンドンも見直したのですけれども、そしてこちらはロンドンではなくオックスフォードが舞台なんですけれども、イギリスでも今ではヴィンテージ屋さんにしかなくなりつつある、でもお年寄りの住まいにはまだ残されている、インテリア、食器、ファッション、ヘア&メイクの全てが美しいです。そしてその薄い色の風景にクラシック音楽がかぶさり、モースと事件の関係者や犯人(主に女性だけど)と心が触れ合う瞬間、胸が高鳴りますよぉ~。ミスティック・アイズで散々文句言ったショーンのぽかんと口を開けた小動物顔が愛おしくなる瞬間でもあった。。。。しかもショーンはミスティック・アイズの頃に比べて痩せた気がする。本来首が細いくらい痩せた男性ってタイプじゃないんだけど、恋とはそんなもの。。。とはシェイクスピアも言ってた。

ところが、このドラマ、英語が難しくて、シャーロックやパレーズ・エンドは3回くらい頑張って見ればかなりの細部まで理解できたのに、話が全部わかってないのでずっとブログに書けませんでした。

しかし!今月の30日にはイギリスでシリーズ2が始まるとのことだし、うかうかしてはいられん!



と思ったのと、今日、こんなサイトを以前誰かがお勧めしていたのを思い出して読んだんです。こちらは日本のドラマで日本語を勉強したイギリス人による日本語で書かれた英語の勉強法です。それによると、ドラマで外国語を勉強するなら、ひとつのエピを10回くらい繰り返す必要がある、と?!い、いや、Endeavourは勉強目的ではないけれど、まああわよくば勉強も兼ねようという下心はあるので、まだ10回どころか2、3回でわからない、ってのはOKじゃーん!!って気になったのでした。

私のように「むむ。では10回は見てやろう」という気になれない方でも、WOWOWで4/27と28にシリーズ1の再放送もあるようですので、契約のある方、ぜひ50年前の美しいオックスフォードの街をごらんください!美男ふたりが案内してくれますよ。うちはテレビを録画できないのでまたあきらめましたけれども。






ところで、Endeavourというタイトルはモースのファースト・ネームなんです。変わった名前だよな・・・日本語にしたら「努くん」?と思った人は私だけでしょうか。