221BになっちゃったTOHOシネマズシャンテのエレベーター扉
ふたたび見ました「Mr.ホームズ」。1度目はロンドンで。英語が難しくてかなりの謎が解けませんでした(笑)。字幕を見て納得、やっぱりホームズさん語彙が高度でした。山椒とか。(笑)
でも時期をおいて2度見ると、何が起きるかは知っているので落ち着いて、しかしフレッシュさは失わずに見ることができました。しかも1度目で「もう1度見たい」と思った場面には注目できましたし、なかなか良い鑑賞の仕方でした♪
このミスター・ホームズも「鹿討帽にパイプはワトソン君の大衆向け脚色だよ」と言っていましたが、いつからそれが定説になったのでしょうね(笑)。
イアン・マッケランのホームズは93歳のも60歳前後のも大変魅力的でした。鹿討帽にツイードではなくてもっとおしゃれでした。蜂の世話をする少年探偵助手ロジャーもかわいかった。目がぱっちりで鼻ぺちゃのすごいファニーフェイスだけどこれからどう成長するのかな。
・・・だけど女性の俳優がいまひとつだったな~。最後の事件に出て来た女性と、現在の田舎の家の家政婦がメイン女性キャラなのですが、どっちも地味すぎて顔も覚えられないタイプでした。ごめんなさい。男子ふたりが個性強いのでそういう風にしてバランスとったのでしょうかね。
そして愛する人達がみんな神様のもとへ召されてひとり残ったホームズという話・・・。
まずい山椒を記憶を呼び戻すために注射しようとまで考えた・・・あああ、7%の溶液はそんな話にまで発展して・・・とひとり映画館でクスっとなりましたが、当の本人は必死です。ロジャー・アラム演じるお医者さんがホームズに「物忘れをしたら黒い●を書き込んで」と渡した日記帳がページをおうごとに真っ黒になるのが辛い。
でも90歳すぎても自分の得意技「記憶」に挑戦した姿には正直心うたれました。
実は私も90歳には届かないけど最近映画やドラマを見るようになってから、気持ちは隠居したような気になることしばしばでした。映画ドラマを好きなだけ見るには隠居が一番なんですけど、まだまだ見たいものがたくさんあるから長生きするぞ~!とも本気で思いますが、と同時に、夢がなくなったとでもいうのかー
「夢」というと将来上り坂の若者にしかもてないような言葉にも感じるので、もっと別の言い方をすると、この自分の知力にもがいたホームズのように、自分の尊厳を何で保って生きるか、というようなことでしょうか。
この物語のホームズがそうであったように、年をとっても人と対等の関係を保つためには自立して有用でありたいなあと、そのためには、やはり自分に何ができるか何をやるかを、観察して分析することが必要だなあ、とワトソンなみに思いました。
いい作品に出会えた。
ホームズの日記帳を見て、私の探偵ノートと手帳を並べてみました。
ふたたび見ました「Mr.ホームズ」。1度目はロンドンで。英語が難しくてかなりの謎が解けませんでした(笑)。字幕を見て納得、やっぱりホームズさん語彙が高度でした。山椒とか。(笑)
でも時期をおいて2度見ると、何が起きるかは知っているので落ち着いて、しかしフレッシュさは失わずに見ることができました。しかも1度目で「もう1度見たい」と思った場面には注目できましたし、なかなか良い鑑賞の仕方でした♪
このミスター・ホームズも「鹿討帽にパイプはワトソン君の大衆向け脚色だよ」と言っていましたが、いつからそれが定説になったのでしょうね(笑)。
イアン・マッケランのホームズは93歳のも60歳前後のも大変魅力的でした。鹿討帽にツイードではなくてもっとおしゃれでした。蜂の世話をする少年探偵助手ロジャーもかわいかった。目がぱっちりで鼻ぺちゃのすごいファニーフェイスだけどこれからどう成長するのかな。
・・・だけど女性の俳優がいまひとつだったな~。最後の事件に出て来た女性と、現在の田舎の家の家政婦がメイン女性キャラなのですが、どっちも地味すぎて顔も覚えられないタイプでした。ごめんなさい。男子ふたりが個性強いのでそういう風にしてバランスとったのでしょうかね。
そして愛する人達がみんな神様のもとへ召されてひとり残ったホームズという話・・・。
まずい山椒を記憶を呼び戻すために注射しようとまで考えた・・・あああ、7%の溶液はそんな話にまで発展して・・・とひとり映画館でクスっとなりましたが、当の本人は必死です。ロジャー・アラム演じるお医者さんがホームズに「物忘れをしたら黒い●を書き込んで」と渡した日記帳がページをおうごとに真っ黒になるのが辛い。
でも90歳すぎても自分の得意技「記憶」に挑戦した姿には正直心うたれました。
実は私も90歳には届かないけど最近映画やドラマを見るようになってから、気持ちは隠居したような気になることしばしばでした。映画ドラマを好きなだけ見るには隠居が一番なんですけど、まだまだ見たいものがたくさんあるから長生きするぞ~!とも本気で思いますが、と同時に、夢がなくなったとでもいうのかー
「夢」というと将来上り坂の若者にしかもてないような言葉にも感じるので、もっと別の言い方をすると、この自分の知力にもがいたホームズのように、自分の尊厳を何で保って生きるか、というようなことでしょうか。
この物語のホームズがそうであったように、年をとっても人と対等の関係を保つためには自立して有用でありたいなあと、そのためには、やはり自分に何ができるか何をやるかを、観察して分析することが必要だなあ、とワトソンなみに思いました。
いい作品に出会えた。
ホームズの日記帳を見て、私の探偵ノートと手帳を並べてみました。