Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ファッショナブルな環境

2017-09-08 22:25:00 | 異文化
新しいお仕事がまた大変なことになっていることは9/1のブログに書きました。

ひとつ前のコンシェルジュの仕事は、主に環境と接客相手にストレスを感じましたが、職場の人たちは皆さん良い人でした。

それが今度は反対で、私がサポートすべき上司の性格に難あり&就業状況がブラックなんですけれども、環境は最高なのです。

(まったく、あちらを立てればこちらが立たずとは・・・)


では、職場に入って3週間して少し見慣れてきた目で解説してみたいと思います。
エリート企業ってどんな世界なの?!

私は今、派遣でとあるイギリス系外資企業のお仕事をしていますが、これがマトルーシュカのようにこのイギリス系はとあるアメリカ系外資企業の内部でお仕事を請け負う、ということをやっています。

最近の企業は、外資でなくてもデザインがオシャレなオフィスが増えているようですが、会員制高級クラブや高級タワーマンションで働いてきた私が見ても今の企業で圧倒されたのは、

日本人女子社員が綺麗なことでした。

国内大手企業が地味にさえ感じました。でも落ち着いて観察すると、綺麗なヘアメイクと高いピンヒールが、そのオフィスのデザインに映えて、美人ワーキングウーマンを誕生させていたのです。

この空気は、イギリスの建築+インテリア+ファッション誌の「Wallpaper」を思い出しました。



この雑誌の現実離れした、この世のものではない御伽話の世界が好きだな~と思っていたのに、実際にあったなんて?!

同じ人を、電車や地下通路などで見かけたとしたら、それほど感動はないような人でも、なぜかあのオフィスではしっくりオシャレなんです。まるでデパートのウインドウのようです。

そんな美しいオフィスでは、さぞオシャレ心が刺激されると思われるかもしれませんが、

私はそのオシャレ企業のロゴ入りTシャツ制服を着た働きアリ。オフィスのデザインがかっこいいだけでなく、なぜか消耗品(ティッシュケースとかプラスチック&紙コップ、食品を乗せるトレイや紙ナプキンなど)にロゴを入れたものを揃えているのですが、アウトソーシングの人員にはロゴ入り制服を着せるとは、消耗品扱いなのかと勘繰りたくも・・・


そのアメリカ系企業の社員さん方は多彩な国籍なんですが、美しいのは女子の姿だけではなく、

働きアリの私に対してまで敬意を払ってくれます。多分、皆英語ができるので英語流の対応を日本語でしている、といった感じ。

特に差が出るのは日本人の男性で、たいへんポライトな人が多いです。レディファースト文化が身についているせいでしょう。

逆に珍しく高慢さを感じるのは白人男性に多いかも。こちらは多分、私がコーヒーを作ったりしている人なので英語は通じないであろうと私を透明人間のように扱うせいかと思われます。

もちろん、日本人でも私を空気扱いする人もいれば白人でもフレンドリーな方もいますが。

それと、環境はインテリアだけではなく、外に見える景色も素晴らしく、東京駅や皇居を見下ろすので、じっくりと眺めてみたいです。丸の内には高層ビルが連立しておりますが、なぜかそのふたつを見下ろすという視点があるとは想像できませんでした。

しかし、上司はなぜか私がサボっているのではないかと疑っているらしい(私ってボーッとしているタイプだからかな~)ので、一瞬でも窓の外など眺めているのを見つかったらどんな意地悪されることか。いっそ鬼上司にクビにされることにでもなったら360度景色を堪能してから辞めるとします。