ロンドンに住む仲良しのAちゃんが来ていました。
お仕事でロンドンにも行けない私は、ベン・ウィショー主演の舞台のパンフレットと脚本を買ってきてとお願いし、ありがたく入手できました。
Aちゃんは、私が2001年の夏にロンドンへ行ったすぐ後、2001年の冬からずっと住んでいます。
価値観が近いのでありがたい友人なんですが、
今回は、さっそく私が新しい勤務先で出会った「私が思う日本的な習慣で嫌なこと」から始まり、外国でびっくりしたカルチャーショック話で盛り上がりましたので、ちょっと書いておきます。
(私は外資系企業で働いてるのに、バリバリ旧日本的なんで愚痴ってます)
はっきり言って、くだらないことばかりかも!
*私が勤務先でキッチンの洗い物をしていた時(飲食業なのです)、トレーニングしてくれた先輩に「洗剤はふつうスポンジの方につけますよね?!」と注意された
そうなんですかね?洗いおけに溜めたお湯に溶かしたり、洗う食器の方につけないの?ケースバイケースじゃないの?「ふつう」のやり方ってあるの?イギリスなんて洗剤ゆすがないし!
*私がおっとりしているのか、上司にサボっているのではと疑われる
上司が「しましまさん、どこですか?」「しましまさん何してますか?」と同僚によくきくらしいんです。私はやるべきと思うことを黙々とやってるだけなんですが、古い日本の考えだと、「必死な形相で働くポーズ」が必要じゃないですか、はっきり言って見ている方もそんな人見たくないでしょ?と思う私なんですが、最近その上司にいつも急き立てられている感じがして気がつくと小走りしていて自己嫌悪。
同じ働くなら楽しく働きたいのに、真面目なポーズなんて学校の卒業式じゃないんだからやめたらいい日本の習慣だと思います。楽しく働いてもサボるのとは違います。
*冗談でも言ったら怒られそうな雰囲気
楽しくとは言っても、ニヤニヤしながら働くわけじゃないです。外国人の社員さんは、名前を知る仲でなくても、ちょっとした会話をしてくれる人が多いです。喋らないと真面目そうで気難しそうに見える人でも話すと可愛いんですよね。くだらない話は潤滑油。いい気分で働けるのに。
*ゆるいけど切る時はスッパリ
日本は厳しい職場環境だけどあまりクビになることはない・・・のに比べ、イギリスはゆるくて皆好き勝手にやってるけど、クビは容赦なく言い渡されるので、どっちがいいのかはちょっと謎。
そして話はスポンジに戻りますが・・・
Aちゃんと私がカルチャーショックだったのに、「日本でいう食器洗いのスポンジでテーブルや調理台を拭くこと」があります。これ、普通です。イギリス人もイタリア人もアメリカ人もやります。
逆に薄いスポンジ?キッチンクロス?で食器を洗うこともしばしば。
職場では、「食器洗いスポンジとシンク洗いスポンジを分けないと社員さんに嫌がられますよね」と全く同じ形のスポンジを分けて使うよう(古くなった方がシンク)教わりましたが、はっきり言って少なくともイギリスでは分けてない人がほとんど。アメリカ人の知人も同じスポンジでシンクまで洗ってたし。外資で半分以上が外国人の社員さん相手に余計な気をつかっていると思うけど、日本人の社員さんで嫌がる人には怒られるかな?
(*キッチンじゃなくてお風呂だけど、そう言えば先日の留学生は、うちのお風呂のバスタブの中でシャワーを浴びていました。日本のお風呂って洗い場はバスタブの外じゃないですか、それは説明したんですけど、私の言い方が広かったため(You can use shower by bathtub, not inside bathtub.) 結局ずっと彼はバスタブ内でシャワーしてたのでお風呂の栓が詰まりました。ちゃんとお風呂を見せながら説明しないと、彼にとってはバスタブの外で洗うのは違和感がありすぎたのではないでしょうか。以前フランス人のホームステイの子に言った時も「変!」という反応でしたし。)
*私は優しいのではなくて多様性を知っているだけ
私の先輩たちも、上司の嫌なところを口々に話すんですが、そっちの方は私は気にならないことが多いので、それを言うと「しましまさん優しいね」と言われるんですね。でも私は夫と夫の家族を初めビックリ行動する人見すぎてるのか、嫌だと感じるポイントがみんなと違うようです。
Aちゃんも私も、最初はびっくりしても、そのうち慣れて自分も当然のようにやっていること多いよねーと盛り上がり(笑)