映画や舞台の名作としてネタバレも何もないんですが、先行でしたのでネタバレはやめておきますね。
でも、とても面白かったです!
対談つき。登壇は翻訳者の戸田奈津子さんとジャーナリストの佐藤友紀さん。
映画字幕の戸田さんがなぜ演劇の対談に出演かというと、戸田さんはCG映画がお嫌いなので昨今の作品は見たいものがあまりなく、生身の人間を楽しめる舞台に最近お熱で特にオペラがお気に入りなんだとか。
方や佐藤さんは、外国に舞台を見に行き必ず出待ちをするそうで、そうするとその1年後くらいに映画宣伝で来日俳優を取材するとき、「あれ、どこかで会った?」って話になり、舞台を見に来てくれた佐藤さんは質問の内容も他の記者とは異なるのでインタビューで俳優さんも喜ぶのだそうです。(いいなあ!そのお仕事!)
それで佐藤さんの取材で戸田さんが通訳を、ということでお付き合いの長いお二方ということです。
NTLiveということで、戸田さん曰く「ハリウッド映画は昔から主役にアメリカ人のスターを据えて脇を英国俳優の実力者を固めるのよ。英国俳優は層が厚く、シェイクスピアを生んだ国ですから血が違う。実力俳優さんをインタビューすると、役者は皆ハムレット、ヘンリ-5世、チェーホフかもめのトレープレフを演じるべきだ、と言うのよ。」
リリー・ジェイムズの事を佐藤さんからは映画「シンデレラ」でケネス・ブラナーに見出された文字通りのシンデレラなんですよ。
*しましま感想:
NTLive先行上映に来るような客層ターゲットにこの対談は果たして・・・・(出席なさった方のツイートで「とても楽しかった」というのを見かけたので、人それぞれとは存じますけど。)
このお二方、仲良しさんなのは戸田先生の「ユキちゃん」という呼びかけでわかるのですが、映画や俳優の話になると全然合ってなかった。というのは興味対象があまり共通してないんだと思いますw
ジリアン・アンダーソンはアメリカ人ってことで話が終わってたし。
ジリアン・アンダーソンは小顔なのでバランスはいいけど公表身長160mmで日本人並みの小柄なので、隣に並んだリリー・ジェイムズは、「ダウントン・アビー」や「ベイビー・ドライバー」で可憐な女の子というイメージだったのに(そこが好きだったのに)とても大女に見えました!なんか私の好きなリリーちゃんじゃない!
そのせいもあってか、ジリアンの役マーゴをつい応援しました。
ベテラン女優の若い女優への嫉妬というテーマは、イヴォ監督のイメージにどうもピンとこなかったんですが、テーマのドロドロした感じと監督の持ち味のドライな感じのバランスが私のツボにパーフェクト。
それと音楽のPJハーヴィーも最高で、私はライブに行ったこともあるんですが正直こんなに彼女の曲がいいと思ったのも初めて。
女同士の争いの話でも黒幕は年寄りの男、というのも今世紀のセクハラ問題を具現化してたし、
脚本家、ベテラン女優、新人女優のパワーバランスが面白く、当時は脚本家(男)が上で、唯一大スターの女優だけがそれを覆すとワガママと捉えられてたのか、とか。
マーゴの恋人が良かったな。
ジリアンは大人の女性としてロール・モデルにしたいです。
はて、それはなぜだろうと考えてみると、さかのぼることThe Fallでの役柄、正確に言えば部下アンダーソン(コリン・モーガン)との関係にありますね。しかしそのためには警視正とかになって部下を持たないとダメなのであった!
でも、とても面白かったです!
対談つき。登壇は翻訳者の戸田奈津子さんとジャーナリストの佐藤友紀さん。
映画字幕の戸田さんがなぜ演劇の対談に出演かというと、戸田さんはCG映画がお嫌いなので昨今の作品は見たいものがあまりなく、生身の人間を楽しめる舞台に最近お熱で特にオペラがお気に入りなんだとか。
方や佐藤さんは、外国に舞台を見に行き必ず出待ちをするそうで、そうするとその1年後くらいに映画宣伝で来日俳優を取材するとき、「あれ、どこかで会った?」って話になり、舞台を見に来てくれた佐藤さんは質問の内容も他の記者とは異なるのでインタビューで俳優さんも喜ぶのだそうです。(いいなあ!そのお仕事!)
それで佐藤さんの取材で戸田さんが通訳を、ということでお付き合いの長いお二方ということです。
NTLiveということで、戸田さん曰く「ハリウッド映画は昔から主役にアメリカ人のスターを据えて脇を英国俳優の実力者を固めるのよ。英国俳優は層が厚く、シェイクスピアを生んだ国ですから血が違う。実力俳優さんをインタビューすると、役者は皆ハムレット、ヘンリ-5世、チェーホフかもめのトレープレフを演じるべきだ、と言うのよ。」
リリー・ジェイムズの事を佐藤さんからは映画「シンデレラ」でケネス・ブラナーに見出された文字通りのシンデレラなんですよ。
*しましま感想:
NTLive先行上映に来るような客層ターゲットにこの対談は果たして・・・・(出席なさった方のツイートで「とても楽しかった」というのを見かけたので、人それぞれとは存じますけど。)
このお二方、仲良しさんなのは戸田先生の「ユキちゃん」という呼びかけでわかるのですが、映画や俳優の話になると全然合ってなかった。というのは興味対象があまり共通してないんだと思いますw
ジリアン・アンダーソンはアメリカ人ってことで話が終わってたし。
ジリアン・アンダーソンは小顔なのでバランスはいいけど公表身長160mmで日本人並みの小柄なので、隣に並んだリリー・ジェイムズは、「ダウントン・アビー」や「ベイビー・ドライバー」で可憐な女の子というイメージだったのに(そこが好きだったのに)とても大女に見えました!なんか私の好きなリリーちゃんじゃない!
そのせいもあってか、ジリアンの役マーゴをつい応援しました。
ベテラン女優の若い女優への嫉妬というテーマは、イヴォ監督のイメージにどうもピンとこなかったんですが、テーマのドロドロした感じと監督の持ち味のドライな感じのバランスが私のツボにパーフェクト。
それと音楽のPJハーヴィーも最高で、私はライブに行ったこともあるんですが正直こんなに彼女の曲がいいと思ったのも初めて。
女同士の争いの話でも黒幕は年寄りの男、というのも今世紀のセクハラ問題を具現化してたし、
脚本家、ベテラン女優、新人女優のパワーバランスが面白く、当時は脚本家(男)が上で、唯一大スターの女優だけがそれを覆すとワガママと捉えられてたのか、とか。
マーゴの恋人が良かったな。
ジリアンは大人の女性としてロール・モデルにしたいです。
はて、それはなぜだろうと考えてみると、さかのぼることThe Fallでの役柄、正確に言えば部下アンダーソン(コリン・モーガン)との関係にありますね。しかしそのためには警視正とかになって部下を持たないとダメなのであった!