Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Benjamin トレイラー"geek"

2019-03-09 17:24:00 | コリン・モーガン



予告編の、自動字幕が間違っているとは思ったけど、自分の予測も間違っていて、実は

with geekだったことが監督のツイにて判明してました。

ベンジャミンの「君の好きなタイプって?」という質問に

ノア君が「結局はいつも君みたいなギークなんだ」

と答えたのですね!

監督のツイを見て喜びのあまり唸っちゃいました。

ニャルホロニャルホロ!

geek とは、日本語訳では「オタク」となるのですが、

nerd がモヤシ君みたいに挙動不審なオタクを意味するのに対し、

geek はITなどの専門知識に天才的に長けているが、いわゆるオシャレではなく運動能力などは疑わしく、社交性が無い。

うむ、これでもまだちょっと違いがわかりにくい。

でも得意分野の業界で成功するのは geek 。

nerdは社交自体が苦手なのに対し、geekは同じ興味を持つgeekとは
ガッツリ仲良くなり話がはずむ、とUrban Dictionaryにありました。

社会性に乏しくメインストリームの人気者では無いけれど、
オタク界で人気があり人も成功を認めるのはgeekなのですね!

ふんふん、ベンジャミンはGEEK♫

ENDEAVOUR 0604の英語&DVD

2019-03-08 19:00:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
3月8日、シリーズ6のDVD発売です。今のところ英国アマゾンのみで日本ではまだ扱ってないです。



今年の抱負の「英語の勉強」は、

ドラマに出てくる知らない単語&表現を調べるにとどまっております(涙)

ぐぬぬぬ・・・本来は教材を使ってシャドウイングなるものをやりたいのですが、何せ2月からは毎週日曜モースとヴィクトリアの2本立てを見てブログを書くのがせいいっぱいでした。

でもそれがコンプリートしたので、せめて最後のエピに出てきた表現を残しておきます。

errand :用事
 *サーズデーがモースに一杯誘われて断った時の表現
  〜 have an errand to run = ちょっと用事がある

slack:弛み、一休み
 *ヤクザなJagoがモースに休みを促した時、自分がカバーすると偉そうに言った
  〜 take up the slack = 代わりを務める

damp:湿気
 *新築住宅の壁のシミを見て住人が言った言葉

hang in there:がんばる
 *怪我の人がなんとか持ちこたえている様子を
  〜 She is hanging in there. と言ってた

regard:見地
 *regardsとsがつくと手紙やメールの結びの言葉「敬具」やあ「よろしく」になるけど単数系ではこういう意味だった

unduly:過度に
 duly=正式
 *モースの調査を警察の偉い人が形容した言葉。正しいことをしただけなのに。

ramification:影響
 *モースの警察や政府の不正を突き詰める行為はこれがあると警察の偉い人

coy:控えめ
 (控えめな鯉、って覚えたらいいの?笑)

solid:「硬い」という意味以外に
 英俗語で「馬鹿な、頭の悪い」という意味もある

two-bob:2シリング
 *1ポンドの1/20がシリング、71年2月まで使われていた

adulterate:混ぜ物をして質を落とす
*まさしく今エピでコンクリートにやっていたこと

forensic:鑑識

pathologist:病理学者
 *上の2つはどちらもマックスのことですね。Doctorとも言ってましたが。

impending:差し迫った



同日にシリーズ1〜6のボックスセットも発売です!


ENDEAVOUR 0604

2019-03-06 16:04:00 | モース&ショーン・エヴァンズ


来ました来ました。若輩モースのシリーズ6最終話!

いつも事件の方はよく判らずじまいで視聴を終えるんですが、今回は、監督がよかったのか、脚本がよかったのか、

それとも私の理解力がアップしたのか(その可能性は低い)、とにかくいつもより謎率が低く終わって、爽快です。

本エピのタイトルは"DEGUELLO"
スペイン語で殺しの意味のようですが、テーマは「家」でした。



まず冒頭にこの高層住宅のオープン式が。でたっ!

ロンドンの火災が大きなニュースとなった低所得者向けの高層近代建築。
オックスフォードにもあったのですね。

現代ではタワーマンションは日本でもイギリスでも高級住宅として人気ですが、ロンドンでも少し前、1990年代の私の印象は少し中心から離れたゾーン3より外側の住宅地に突如としてそびえる黒っぽい固まりでした。

このエピが1969年、その頃の最新公団が20年経って貧困層を象徴するようになっていた。しかし公団とはいえイギリスでは個人が購入できるようになって個人オーナーが現れ2000年代には住人も低所得層に限らなくはなりました。

話を戻して、ここの最上階の住人となった母娘がふと壁を見上げると、そこにはシミとヒビが・・・・

新築なのに、なんとも不吉な?!まるでドクター・フーの異次元への入り口か、はたまた死体でも塗りこまれているのでは、と思った私はドラマの見過ぎとよく言われます。

モースも不動産広告をのぞいてますね。

そしてブライト家では奥さんが病床につき、
サーズデー家では奥さんにお金を渡そうとしても「お金なんていらない」と怒られちゃいます。これ、退職資金を兄弟に貸し無くしてしまった話から繋がってるんですね。そして後でこの話は他にも繋がってます。

それぞれの家。



今エピの事件はかの有名なボドリアン図書館司書の殺人から始まり、その事件を元オックスフォード警察チームただしサーズデー抜きが追いかけます(涙)

BOXに癒着し始めたサーズデーをモース以外のみんなは怪しみ、モースはそこは気づかなかったけどキャッスルゲイト署に来てからサーズデーが以前と違うことには傷ついてましたからやっと理解・・・(辛)

例のヒビのある高層住宅がついにヒビ全開(エイリアンか?!)、一部崩壊。折しもジョアンも属する民生員らしき組織からの通達で現場に来たモースも被害に。

そして避難に間に合わなかった住人たちの遺体に混じって、コンクリートから生き埋めにされた男性の死体も発見されました。(怖い・・・)

複数の事件から断片を集めて調査を進めるモースが、その男性が行政の建物調査員だったことを突き止め、オックスフォード住宅課の議員=高層住宅の責任者にその男性について聞き込みに行ったため、

不正の発覚を恐れたその議員は警察の偉い人=ブライト警視の上司に手を回し、ブライトを呼び出しモースを止めさせようとしますが、ブライト警視は奥さんにガンの新療法を特別に紹介するとの賄賂にも心を動かさず断固としてその場を去ります。ああブライトさん!モースが来たばかりの頃とぜんぜん違う(涙)。

そして議員と上司にたてついたら路上でナイフを持つヤクザに狙われるとはブライト警視?!しかし危機一髪の警視はペリカン・マンとして子供たちの人気者になっていたのでサインをねだる子供達に囲まれ窮地を脱しました!ペリーのサイン、私も欲しい!

一方自分に情報が流れてこないことに気づいたサーズデーとモースが会話をします。

モースに「越えてはいけない線がある。あなたにはいつも正しい側いてほしい。」と言われて我に帰るサーズデー・・・・ああよかった・・・ちょっと安直ではないかという気がしないでもないけどよかった。ついにBOXと決裂。

そして奥さんとも会話が叶い、すれ違った心がやっと向き合うことができた。。。夫婦というのは、毎日同じ家に帰ってきてもお互いのことを理解するのは難しいのですよね。

モースがついに議員が建築のコンクリートの仕入れに不正をして私腹を肥やしていたことを突き止めたところ、監察医マックスが誘拐されたことを発見、チームみんなに電話をした先では、奥さんと家庭の時間を過ごす男たち・・・

マックスのためにコンクリート工場へと一人で向かったモースを待ち構えていたのは、BOXの陰に隠れて影の薄かったJAGO。ヒゲの若造です。この名前、オセロのイヤーゴみたい。

ヤクザな男たちを後ろに揃え、街の麻薬組織とも癒着して、ジョージ・ファンシーを撃ったのもこいつだった。行政やヤクザたちと私腹を肥やし続けるのにモースが事実を暴くと困るのでファンシーのように片付けようというわけ。

危機一髪のモース。

この先は、とても文章では書ききれない。元オックスフォード警察チームがモースを守りに文字通り駆けつけるのですよ〜〜〜

あんなに家庭が大切と言ってた男たちが、モースのために〜〜!!!

もう、ご覧になった方とは涙を一緒に流して喜びたいです。
まだの方は是非ともご覧になってね。

今ならつべにも出てますよ、こそっ

テムズバレーの腐った男たちを葬り、晴れて元オックスフォード警察チームがキャッスルゲイト署に復活、すっご〜い、若モース始まって以来のハッピーエンドじゃなかろうか。

そしてモースは無事に家を購入できました。生涯の棲家となる家を。




VICTORIA 0308

2019-03-04 22:44:00 | トム・ヒューズ
最終回、盛り上がり〜見どころ満載〜!

万国博覧会を開催・・・そりゃあ大変ですよね。

世界で初めてですもん。

バルチック海でロシア船が凍って辿り着けないとか。

物理的な困難と、大イベントにケチをつけるプレスも多く
外国人や庶民がハイドパークに押し寄せるのを嫌う社交界の人々、
クリスタルパレスはガラスの天井が落ちてくるとか、
世界中の人間が集まったら疫病が流行るとか、

そんなさなかにお隣の宿敵フランスではナポレオン3世が皇帝になったり。

でもヴィクトリアの全面的なサポートを得て、ついに博覧会は開かれます。



王女と王子も一緒の馬車で。各国の代表も集う開会式は格好の社交場なんですね。

クリスタルパレス〜 ♪ 今では北ロンドンの方に移転されてます。



パーマストンはナポレオンに祝辞を送ったとかで敵を作ってしまい外装を辞職しますけど、「Good Bye, Ma-am」に対して女王は返事をしてませんでしたね。フフフ。
このパーマストンの表情よかったですね。「パム卿」と女王に呼ばれるほど信頼されるようになりました。



そして皇太子バーティー大活躍でした。いとこにプロポース。断られたけど。



でもパパ=アルバートに傷心を告げ、ハイジの母=フィオドラがナポレオンとの結婚話を目論んでいることがアルバートに発覚します。でかしたバーティー。

おかげで、ずっと味方だと信じてきたフィオドラが実は裏では計算高いことにやっと気付くアルバート。

ヴィクトリアが言ってたフィオドラの嫌な面を信じなかったアルバートは、申し訳なさにV&Aはますますラブラブに💖



宮殿から毎夜クリスタルパレスの明かりを見つめるアルバートのシーンがいいので2枚もペタリ。



大団円・・・・

のはずなんですけど、

歴史に残る偉業を成し遂げ安心したのかこの後倒れてしまうアルバート。

この時を境に体調を崩して行く、と歴史上はなっている。

せっかく「God Save Prince Albert」と人々の声を聞いたのに。


ENDEAVOUR 0603

2019-03-03 00:00:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
CONFECTION 意味はお菓子 ー チョコレート工場のオーナー一家のお話だからです

というわけで、いきなりポッシュライフ炸裂するエピ3ですよ!狩り!



ちょっとオックスフォードのどこに当たるのか不明ですが、近郊には有名なブレナム宮殿(映画のロケにもよく利用され見学もできます。1度行ってみたい!)もある地域ですから、貴族の館があるのは全く不思議ではないですね。

このエピではお金持ち一家とチョコレート工場も出てくるので、とってもおっさんモースを彷彿とさせるんですよ。こう言う工場での殺人事件、ありましたもん。

全く本筋には関係ありませんが、下の左の白鳥柄のシャワーカーテンに目が釘付けに。マイ好みストレート。実はこの下の浴槽には人が死んでるんですが。



お金持ちのお家騒動に絡む美しき未婚の母をモースは飲みに誘います。でそこで改めてモース本人から知らされた「写真ジャーナリストと別れて約1年」。

そうか、あのフレンチ娘のことね。あれから1年なのね。しかしモースは割と真剣に彼女と付き合ってたんですね。そうはあまり見えなかった。すまん。そう、彼女の方が行きずりの恋的にしか考えてくれなかったんだっけ。

でもその未婚の美人母は「容疑者だぞ」とデートをサーズデーに知られてたしなめられるモース。

その時のサーズデーのセリフ「警官はいつ何時如何なる時も云々」の言い方が、サーズデー役のロジャー・アダムが「キャビン・プレッシャー」で言ってた「ボーイスカウトはいつまでもスカウト」と言った時にそっくりで一人で盛り上がってしまいました。

しかしそこは実は真面目なシーンで、モースとしては「個人の生活」を主張して「そのモットーの結果が今のあなただ」と言ってしまうんですね。

そう、サーズデーの奥様ウィンは社交ダンスに忙しく外出して他の男と踊っていたのをサーズデーは見てしまいます。・・・あの二人はコンクールで踊ったカップルでしたね。

家族に心配かけまいと、家では仕事の話はせず、子供達が大きくなってからすれ違っていたふたり。踊りが象徴している。

寂しいサーズデーは普段なら相手にしない相手の、手名付けようと接近してきていた(うまく丸め込もうって、モースが憎いからモースを孤立させようという魂胆じゃないですかね)ボックスのグループに入ってしまい、いよいよモースとの距離ができてしまいます。

そしてブライト警視は、奥様がガン末期というなんとも辛い、元オックスフォード警察署(涙)。



来週というか明日の日曜イギリス時間夜9時はいよいよシリーズ6の最終話。

モースのフラットは決まるのか。
モースとジョアンとは何も起きないのか。
サーズデー家は。
ブライト家は。
新しい署のヤクザな奴らはこのまま幅をきかすのか。
と心配事は尽きないけど、シリーズ5の最後に起きた悲劇に関する事もチラ見せされた・・・これは収束するのかシリーズ6?!