Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

デヴォンのクリーム・ティー

2019-06-24 21:06:00 | イギリス
チューダー・ローズ・ティー・ルーム&ガーデン



さてマシュー・ボーンを見るためにプリマス行きを考え出して、プリマスという町がデヴォンシャーであるということをその時知りました。「ロミジュリ」チケット購入決定要因のかなりの部分を占めたのが「デヴォンでクリーム・ティーができる」があったのは秘密です。

ではいったい、どこでクリーム・ティーをしたらいいのか?と思って「tea room」「tea house」で検索し、地図を見ますと数件ある地域に集中していたので、宿もその地域と劇場の中間あたりに決めました。

ティー密集地帯はどうやら町の中でも古い建物が残っているバービカンという地域、きっと散策するのも楽しそう、歩いて良さ気な所に・・・と決めたのがコチラです。



手作り感溢れるお店の装飾と「薔薇戦争」で見たことあるバラの紋章により決定。
店内は空いていて、最初奥のガーデンまで行ったのですが、インドア派の私はやはり中の席にしてもらいました。




そこには男性ふたり組の観光客だけ。彼らは外の通りが見えるテーブルでアフタヌーン・ティーのトレイを挟んで座っていました。椅子にはフランス語のガイドブックがあるのでフランス人か。なぜか彼らに「フランス語できる?」ときかれた私、ベトナム人あたりに見えたのかな。

私が入った時間は彼らのようなアフタヌーン・ティーを注文できるギリギリの時間だと店員さんに教えてもらったのですが、いや、私はスコーンに集中しようとベーシックなクリーム・ティーに。



これがディフォルトのクリーム・ティーで、スコーンはプレーンとフルーツがセットになっていて、


お茶は「ドレーク・ブレンド」というプリマスの有名人=海賊の長フランシス・ドレークの名がついたものを選びました。

食器がバラバラなのが私が気にいるポイントでもあり、「日本橋三越英国展」のアンティーク食器屋さんに並ぶようなのででてきました。



ここはひとつ、本場でクリームが先かジャムが先かの実験をしようと(ちなみにデヴォン式はジャムが先)両バージョンを作って食べてみました。



しかしあまりのボリュームにそんな些細な区別などしている余裕はなく、甘さとクリームのコクと小麦粉味のミックスをお茶で流し込むともうどっちでも同じ結果に。

結論:好きな塗り方をしていただきましょう。



2階のトイレの窓から見下ろした裏庭席。





ストランド・ティールーム&イータリー



こちらは、ちょっとコテコテのイングランドを演出していてちょっと悪趣味なくらいなのですが、それも魅力の一つでウィンドウにケーキが並んでいたのでふらふら〜と誰もいなかった店内に入りました。

下2枚はトリップ・アドバイザーより。私が入ってから他のお客さんも何組か入店してきたので自分では撮れなかったので。





棚に並んだコレクションは今の女王のご両親、ジョージ6世とクイーンマザーの記念食器と、国王ご夫妻がプリマスに戦後慰問にきた時の写真です。



ホールケーキがたくさん並べられてて、ココナッツとチェリーのケーキを選びました。

そしたらポットもチェリーに合わせてくれました。



ケーキも特大。しかし大きすぎて、大好きなチェリーとバタークリームとココナッツの組み合わせなのに全部はお腹に入りませんでした。朝ごはんの代わりだったからかな。。。無念!







セリア・バートウェル for BHF

2019-06-23 21:09:00 | イギリス


プリマスでのお買い物です。

クッション、パース、エコバッグ。クッションは中身も入ってましたがロンドンまで持ち帰るのはかさばるのでホテルの部屋に寄付しました。

この3点セットはセリア・バートウェルというテキスタイルデザイナーとチャリティ・ショップ「ブリティッシュ・ハート・ファンデーション」のコラボ商品です。

セリアはファッション業界歴53年で、70年代には彼女の夫がデザインする「オージー・クラーク」というブランドで有名になりました。

またイギリスを代表する画家デヴィッド・ホックニーの長年のミューズでもあります。


ホックニーによるセリア:左2015年、右1980年

そのファッションブランド「オージー・クラーク」の顧客はロンドンのセレクトショップBIBAで、映画「ボヘミアン・ラプソディ」でもメアリーが着ていたジャケットがそうです。



ジャケットの花柄はバッグの花にも似たのが見つかります。

マシュー・ボーンのロミオとジュリエット

2019-06-21 11:24:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
プリマスに行った目的は、マシュー・ボーンの新作を見るためでした。
「ロミオとジュリエット」ワールド・プレミアです。



劇場はシアター・ロイヤル・プリマスといい、イングランドの西の先にしてはマシュー・ボーンという近代的なバレエ・カンパニーを定期的に呼んでいる革新的な劇場かと思います。前の銅像は国技館(どすこい!)みたいだけど・・・



プリマスはこちらのカップル。8月にロンドン、サドラーズ・ウェルズで4週間公演が国内最終地としてあり、そこでも3、4週目にこの配役の予定です。



私は「All My Sons/みんな我が子」2回の予定を真ん中に10日間の日程を決めてから、その期間で他に興味のある舞台を探した時に初めてマシュー・ボーンのロミジュリを知りました。

その時4月にはすでにチケットは発売されていたので、もう1階から2、3階席まで後ろの方しか残ってませんでした。

1箇所だけ「・・・ここならば・・・?」と思ったのが端っこの2階の最前列。

1時間ほど迷いましたが、もう視界のクオリティより見たい欲が勝ちました。



「視界に難あり」の分、お値段は隣の席は1番値段が高い席なのにここは1番安い席。



果たしてその「難」とは具体的にどういうものだったかというと、こちら。

手すり。黄金のバーが座ると目の前に。



少しかがんでバーの下からの視界はこちら。

舞台前オーケストラ・ピットも見えます。生演奏だ!私が見たことがある日本公演では録音だから、これは嬉しい。

悪くない、と正直思いました。チビでラッキー。縦にでも横にでも大きいとかがめない。

東京文化会館の5階席よりも安くてよく見える。地方公演はこんな良さがあった。(旅の発見)



右にはあと5席、椅子が置かれてました。



反対側は2階席が1階までなだれ落ちてる不思議な構造で、この劇場は1階席でも結構段差があり、前の人の頭が邪魔にならない作りでいいですね。その割になんで2階席の手すりがあれなの?笑




では、作品のレポに入りますので、ネタバレがお嫌な方はここまでですよ。



「ロミオとジュリエット」はご存知シェイクスピア原作です。

が、マシュー・ボーンですので、去年この作品をやると発表になった時には、ゲイのロミジュリになるという記事が出たり、本人インタビューでも「当然古典とは違うものを期待されてるよね」とおっしゃっていました。

幕が上がりますと、白が基調のセットが組まれ、正面上方に「VERONA INSTITUTE」の文字。(実はINSTITUTE部分は私の席から見えなくて、終わってから2階中央に移動して発見したのでした。視界に難ありの1番の「難」はこれだったかも。)

その文字の下の2つのドアに「BOYS」「GIRLS」とあり、鉄格子がはまっているので、男女別に監禁されているような感じ。男女共白い制服を着ているので入院患者のよう。

プロコフィエフのあの曲で、男女がそれぞれチームに分かれてエネルギッシュで苦悩的な踊りをする。原作では対立するのは貴族の2家族だけど、ここでは男女別に分けられた世界があるのか、と思う。

大人は看守(これがティボルト。原作ではジュリエットのキャピュレット家の従兄弟)、看護婦、教師ぽい人。大人が管理し、若者が管理されるという意味ではそういう対立もある、とここで思う。

チームに分かれアクティヴィティをしたりの団体行動が行われ、お薬の時間というのがあり、ここで精神的な疾患があると思われる子女の全寮制の学校というカタチをとった精神病院らしい。ドラマ「レギオン」が頭をよぎる。わー、そう来たか。

ジュリエットは目立たない美少女で、やたらと偉そうにしている労働者階級ギャングの親分みたいな看守に目をつけられ、逃げ回る。

なぜ目立たないかと思ったら、もうひとりブロンドのロングヘアのキレイな子がいるからで、その子も別の公演ではジュリエット役なのでした。紛らわしいな。

団体行動の合間に、ついにジュリエットはその看守に捕まり、密室に連れて行かれてしまいます。パワハラでセクハラです・・・や、やばい話になってきた・・・

原作通りだとすると、ジュリエットは13歳、中2です。舞台では白いワンピースの制服で体格がわかるのでさすがに13歳には見えないけど、大人の体格になった15、6歳だとしても少女虐待です。

ロミオは転校生で、お金持ちっぽい両親に連れられて理事長か園長先生のような部屋にやってきます。このおぼっちゃま、去年の「シンデレラ」日本公演で王子/ハリー役だったアンディー・モナガン。あの時は表情がない人だなあと思ったのですが、ロミオでは打って変わって17歳くらいに見えてとてもかわいい。

ロミオを馴染めない学園に迎え入れるマキューシオ率いる不良男子トリオはマキューシオとベンヴォリオがカップルです。このふたりがウルトラかわいいです。マキューシオは親分肌、ベンヴォリオは乙女です。

通常は男女分かれての生活のヴェローナ学園にも、ダンスパーティー、プロムとかボールとかいう例の西洋の学校の一大行事がやってきました。

これをいそいそと準備する学園長のおばさまがかわいいのなんの。違う話だけどかぼちゃの馬車を出すおばあさんみたいなキャラです。かわいいおじさんは数あれど、かわいいおばちゃんキャラって珍しいと思う。新種キャラ。

ミラーボールのライトに包まれてロミオとジュリエットは出会います。



ダンスパーティー後、学友たちの協力を得て大人の監視の目をくぐり抜けふたりきりのデートをするロミジュリのダンスの美しくエロいこと。

しかしそのエロさが高まった時、ジュリエットの脳内ではロミオが看守に見えるという悲劇が?!かつての虐待のトラウマの幻覚に襲われるジュリエット。

・・・ショッキングな設定があまりにもリアルでもうおとぎ話ではなくなってしまいました。新作なのでまったく予備知識がないとショックも大きい。

肝心のここからのシーン、見てから日が経っているのと(なんでメモをとっておかなかったのか!)ショックのせいで記憶にちょっと自信がないのですが、

ジュリエットが錯乱して騒ぎになり、本物の看守、ロミオの友人トリオも出てきてもみ合い、看守を殺してしまうのです。マキューシオも傷を負い、原作通り。

ラストは原作の仮死状態になる毒薬は登場せず、ロミオがまずナイフに倒れ、白い制服を血に染めて亡骸となったロミオをジュリエットが抱えながら踊るという、古典バレエとは男女が入れ替わったシーンがとても印象的でした。そしてジュリエットも自らを刺して純白の衣装が赤く染まって終わります。


女子、男子とひとりずつアジア系の容姿のダンサーがいて、身長が低くて目立つのかふたりともコミカルな役で活躍してました。男子の方は日系の苗字でこれからも活躍してほしいです。

それと学校という設定なのは、若い才能を育てるというこの作品のプロジェクトにもぴったりで、各公演先の地域でオーディションをし16~19歳のダンサーを5人ずつ配役しています。その他のスタッフも若い人たちを起用しているとのこと。

しかし観客の方はプリマスではやはり年齢層が高いです。もちろんダンスやアート好きの若い人もいますが劇場でのマジョリティは高齢者。でもマシュー・ボーンを見に来るのだから革新的なおじいちゃん&おばあちゃんですね。

もしかしてイギリスでも地方は若い人が減ってるのかな・・・それでもチケットが売れてるのだから文化の衰退にはなってないからいいのか。

そんなグループから、1個余っちゃったからとアイスをもらいました。



あまりにもカジュアルにくれたんで、「はあ・・・」みたいな感じで頂きました。美味しかった。

日本に来るのはいつでしょうか。記憶がないところを確認しにまた見なくては。

とりあえずは新版「白鳥の湖」が来月来日するので楽しみです。*しかも今ならバックステージ見学付きS席というのが発売されていますよ!



オタク天国プリマス

2019-06-20 00:00:00 | イギリス
プリマスに1泊2日の旅をしました。遠かった!



イメージ的には上の地図の、ブライトンとボーンマスの間くらいな気がしてたんですが、それは「ポーツマス」で、でもポーツマスのすぐ隣くらい?とも思ってもまだまだ西へ西へ・・・

ロンドンの出発点はパディントーーーン!
でパディントンがお見送りしてくれました。



モフモフを後にしても続くモフモフランド



ここに謎を発見。刈り込んだ畑につけられたこの筋はいったい???
イケてる度をアピールするためのヘアスタイルを思い出す。
イケてる宇宙人の仕業だろうか。



モフモフもいいけど、途中で海が見えるのは上がりますね!

これから訪れる「港湾都市」のプロローグか・・・
女王陛下の海賊船や、スペインに向かう無敵艦隊が、
ピューリタンを乗せたメイフラワー号がここから出向し
イギリス海軍の基地もあるんだそうな。



駅に着いた。

鉄道の駅の周りははっきり言って何にもなく、おまけに駅の上は醜い高層ビルが建っている。なんだプリマス、イギリスにしては変だぞイケてないぞ。

繁華街に向かって歩き出したら出現したのがこちらのお店。



ハード・ロック・カフェ見たいなロゴに「ファンシー・ドレス」の文字。ファンシー・ドレスとは仮装の衣装のこと。これは見過ごせない!

うわ〜〜〜広い〜〜〜〜なんでもある〜〜〜〜〜



あまりにもなんでも揃いすぎてて何を買って良いやら分からず。
ホームページを見てみたら海外発送もやっている!
おおお〜と商品を検索してみたら、私が感動した

ターディス
ダーレク
ウィーピング・エンジェル
(3つとも「ドクター・フー」のキャラ、というか乗り物というか)

がないでやんす?!在庫全部がオンラインにあるわけじゃないんだ・・・がっかり。

そして商店街は中心に集中してるプリマスをプラプラしてすぐ気づいたのは、オタク系、自然系、超自然系の店が充実していることです。

レトロゲーム系の店



私の好きなパックマンもいる〜



マーベルショップもある

中では白い髭づらの店主とオタク客が何やら話し込んでいて、私は他の3人くらいの客に紛れて店内を見て「ハックス将軍」のフィギュアを品定めしていた。するとさっきのお客さんとはまだ話が続いていた店主が突然「By the way, hi, are you all right?」と私に声をかけてきました。
あれは遠い国からやってきたオタク仲間への配慮だったんだろうか???



また別のギャラリーでマーベルヒーローの絵を売っている。



動物モチーフのグッズショップも多くて、ついフラフラと覗いてしまいます。



猫、野ウサギ、フクロウ、狼など、不思議ちゃん系が多いんですよ!



ドラゴンやユニコーンなどファンタジー系動物も多い



「Diamond Dogs」と「Cat People」はどちらもディヴィッド・ボウイーの曲の名前ですね。同じ動物モチーフを集めた店でもセンスがいい感じ



ファンタジー系グッズと魔法のお店



「魔法」もあるけど「手品」もある。「Magic」の一言で。



ファンタジーとは離れるけど、軍関係の小物を扱う店。
海軍の町だから、これはアリなんだけど「個人が趣味で集めたものを店舗借りて並べてみた」感満載な素人感。



そういう店は少し昔まではロンドンにもあったけど、今やイギリスも皆おしゃれになっちゃった・・・と思ってたからこの素朴さがたまらなく愛おしかった。

不思議のショップ巡りでもうこんなに多くなっちゃったので、プリマスの残りは次回に続きます。

最後に、宿の近くの教会、「ポーの一族」に出てきそうな鄙びた感。






All My Sons ステージドア

2019-06-19 00:00:00 | コリン・モーガン
舞台鑑賞の醍醐味、ステージドアのお話です。

演劇の世界の首都、ロンドンでもNYCでもなぜだか日本より期待できるのがステージドアでの俳優さんとの交流です。

今さっきステージの上で役になりきっていた俳優さんが(仕事ですので営業の顔とはいえ)素顔になって出てきてくれる・・・

でもあくまで俳優さんの好意で成り立っている伝統なので、出てきてくれるかどうか誰の保障もありませんし、ファンが多ければもう見えないこともある。

しかし公演前半にすでに劇場にいらっしゃった枝龍さんから「夜の公演後にはステージドアあり」と教えていただき、写真も見せていただきましたので確率は良さそうだ、と楽しみにしてはいました。

ところが!!!

不運にふたつも襲われたんです

まず1回目の夜は、ファンは1列しかいなかったのにコリン・モーガンは来なかった。

  

しかも、コリンに照準を合わせたため、ジェナは来てくれてサインはもらったのですが写真を頼む余裕がなかったんです・・・!人が少なかったのでツーショットもお願いできたであろうに。

まあこれは自分だけの誰にも伝わらない勝手なポリシーがあって、写真を撮りたいのはコリンだからついでのようにジェナに頼んでは申し訳ない、というのと

コリン待ってるし、っていう謎のこだわりがあったため、この夜の写真は1枚も撮ってないのです。


その3日後、公演中に気づいたことが。

コリンが風邪声ぽい。ちゃんと声量は出てるけど、風邪気味?

2ヶ月間、1日2回も2時間半の舞台に立つのはハードワーク。70歳を過ぎたサリー・フィールドがこれをこなしてるのは相当なプロフェッショナルです。事実、サインしながら「とても疲れてる」とおっしゃってましたもの。

だからあの日にコリンは心身ともに辛かったのかも。。。


そして、千秋楽にはコリンも出てくれるであろうと楽しみにしていた私に降って襲いかかったのは、客席の私の列の端の足の悪いおばあさん!!!

とにかくこの方が動かない。

他の列はどんどん出口に人がはけているというのに私の列だけ誰も出られない。

今思うと、おばあさんを押しのけるのはできなかったけど、椅子をまたがって隣の列から出ればよかったのに!!!(その時タイトなワンピでオシャレしていたのが命取りに)

ということで私がステージドアにたどり着いた時には黒山の人だかりで見えるのは人の背中とお尻ばかりという。

しかもね、男性もかなり多くてバレーボールのミドルブロッカー軍団が私の前に層になってるんですよ。

まずはブロッカーズのすぐ後ろに張り付いて、ひとり抜けたら前進、ってのを2回やってやっと大きい人垣の隙間から背伸びをして俳優さんを覗ける程度に。

手を上に伸ばして写真を撮るにも、前の人の手やスマホの垣根もあるし自分がどこを撮ってるかも見えないしで、

最初に出てくれたビルさんを撮ってみた。



隙間からいい笑顔いただけました。

で、次いよいよコリンが!しかしクソっ、コリンが出たら観衆も「おおお!ピーピー!!」てな具合に、もう1段背が高くなったんですよっ!

黄色い声、つまり若いお嬢さん方の声を予想していたので、この男衆の盛り上がりには驚きました。



えい、なんとかっ!苦ー、ブレてる・・・



あーん、奥から手前へとコリンがもう移動してしまった。



あ戻ってきてくれた!「これが最後のサインだよ」と。



私は前にいた男の人に、私のプログラムをコリンに渡してもらうよう頼んで、コリンが戻ってきた時にぎりぎりサインしてもらえたのでした。ありがとう、前の人。

そしてサリー・フィールドとジェナも。ちっちゃな女王様ふたり。




ステージドアの喧騒から離れて正面に戻ると、裏には出なかった役者さんたちが普通に人と喋ってた。。。左から4番目のリュックの人は、アンのお兄さんの役の人。お隣の奥さんスーの人もいた。



直接お話は叶わなかったけど、1m先でしてくれたサイン。
コリン以外のは最初の夜にもらいました。



最初の夜は空いてたのでお話できて、ジェナに「ヴィクトリアのファンです。今日の昼間にはケンジントン宮殿行きました」と告げたら「Cool travelling !」との女王様のお言葉がいただけました。もったいのうございます。




下の2枚は空いてた最初の夜に、私と同じく一人で来ていたハンガリーから来たコリン&ジェナのファンの人からシェアしてもらったものです。

彼女は私の斜め後ろくらいにいたみたいで、



写真の真ん中にドーンと写ってる黒い髪の人邪魔ね!と思ったら私でした。



私はなにスマホをいじっていたのか、それはコリンが来る時のために準備していた以外ない。

しかし彼女と駅まで歩いて途中まで地下鉄乗って、「日本人でトムヒを見るだけのために4日間だけロンドンきた人と会ったことある」とか聞きました。いや、彼女もハンガリーからそうやって何回も来てるの偉いよ。私が2回目の時に撮ったコリンの写真を送ってあげたら「カワイイ💓カワイイ💓」と喜んでくれました。


教訓:

ステージドアに行くつもりなら椅子を跨げる服装で


でも最終日は当日舞台を見てない人ですでに混んでいたと推測され、サインがもらえて数枚の写真が私のスマホに残されただけでもすごいことでした。

特に一般発売されてだいぶ経ってからチケットを取った割には前の方(4列目真ん中あたり)で観れたのもラッキーでした。しかしチケットがえらい高額だったのにはびっくりしたけど、だからこそ残ってたんだと思います。*the Old Vicは非営利目的の劇場らしいんですが、収益はどこに行くのかな。演劇界の役に立ってればいいな。