Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Time After Time/ Time Freak

2021-03-09 22:54:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


「Slaine」修行からの逃避で、今日はこの映画を見ました。お試しももう少しで終わる、密林UKの無料プライムビデオにありました。

エイサ・バターフィールドとソフィー・ターナーのロマンチック・コメディ。もう逃避にピッタリ!何も考えずに『エイサくんかわいい』と思うだけ。相変わらず細長くていいです。

エイサくんは、この映画でもまたまたナードな天才少年で恋愛下手といういつものパターン。私はこういう役柄好きだし、誰でもできるわけではないし、エイサくん本人もゲイマーなので、この映画ではタイムマシーンをスマホで操作するという、個人の妄想をそのまま映像化したような親近感でした。

日本ではまだ配信されてないみたいなんですけどNetflixだからそのうち?もう来てる?

舞台がアメリカで、アメリカでのタイトルがTime Freak、UKではなぜかTime After Timeです。



実は今日は少しSlaineを聞いては逃避を繰り返していました。AXNミステリーで「ルイス」と「主任モース」も見ちゃったし。


Slaineをわかりたい

2021-03-08 05:36:00 | コリン・モーガン
第1章を聞いて思ってたよりもわからなくてガッカリしてます。Worldshipシリーズでちょっと鍛えたからと思って臨んだら、話が見えないので集中力が逸れ、ますます聞き逃すという悪循環に!

というところで、理解の助けになるレビューがありました。(設定部分は公式の紹介でも書いてありましたけど、神話なので固有名詞も大事みたいです)

フェミニズムの観点からも興味深いとあり、私も第1章を聞いて思ったので、さすが1980年代の古典的コミックで神話を扱っても現代的アプローチ!とイギリスのクリエイションは頼もしい。SlaineがHorned Godに成ると男性性を象徴する神になるのだけど、それだけだと古臭く何を今さら感ですが逆手に取ってきたのか?!

レビューはコチラ → NetGalley

(レビューより抜粋)
At the opening the tribes of Tír na nÓg are under the domination of the drunes; a dark cult of druids who have poisoned the land with their magic. The warrior Sláine seeks out Danu, the Earth Goddess, from whom he learns some shocking truths about the priesthood and his own future.


Tír na nÓg ティル・ナ・ローグ;ケルト神話の楽園
drunes; 殺戮者集団、彼らの神の名による人身御供
druids;古代ケルト社会のドルイド教の僧
Danu;ケルト神話に登場するトゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)の母であり、また生命の母神ともされる。ブリギッドやアヌとも同一視される。

Danu offers Sláine the opportunity to become her consort, the Horned God, by defeating the Lord Weird Slough Fegg, who had refused to die when his seven-year reign as Horned God ended and has unnaturally extended his life. If Sláine achieves this it would restore the worship of the Goddess and also improve the position of women in their society.

Horned God; ウイッカにおける二つの主神の内の一つ有角神
ウイッカ; ネオペイガニズムの一派であり、欧州古代の多神教的信仰


では、ケルト神話の初歩の初歩をかじったところで、back to Slaine〜



羊飼い猫の日記/アイルランドの四季と暮らし

2021-03-07 10:19:00 | 異文化


こちらの本を知ったのは、アイルランド大使館のつぶやきがきっかけでした。アイルランドに羊飼い犬ならぬがいるよ、というつぶやきをRTしたら、相互さんでステキな友人のMayumiさんが返信でこの本を著者のアカウントを入れて教えてくれたんです。

その後、著者にもその返信が共有されたため、Mayumiさんへのお礼返信が私にも共有され、ほかにもその会話を目にとめた見ず知らずの方々が、この会話を「いいね!」したりして、アイルランドの羊飼い猫を巡り一瞬にして本の著者とも繋がってしまったというワクワク体験でした。

日本のツイッターだと第3者が会話に入る時に「フォロー外から失礼します」と挨拶するのをよく見かけますが、元々SNSは誰にでも開かれている場なので失礼でないと私は思いますし、時々私も英語でつぶやいたり返信しますが、知らない人同士でもまったく問題ないどころか、その広がりこそがSNSの意味ではないかと思うのです。

というわけで、著者に「ご紹介ありがとう」と言われたら本を読まずには生きていけない、とさっそく読みました。

いえ、正しくは、著者は牧羊猫ボディシャス、そして彼の代筆を務めたのが飼い主のスザンナ・クラプトンです。

とは言え、ボディシャス本人(猫)の牧場の暮しでは、相棒のスザンナさんから彼女の経験の話をたっぷりと聞いているのでその話も登場します。現在のアイルランド、キルケニーの話と、スザンヌさんの生まれ育ったアメリカの話、アイルランドに引っ越してからの話と、ボディシャスとスザンナさんの体験談が盛りだくさん。

アイルランドに比べたら広大で自由の国のはずのアメリカバージニア州での子供時代、ディスレクシア(読み書き障害)と訛りとイギリス英単語でいじめにあった。

アイルランドの畜産農家は、自分の牧場に侵入して家畜に危害を与えようとするいかなる犬についても、これを殺処分する権利を認められている。

スザンナさん=羊飼いさんがNYCで俳優を志望していたころ、多くの友人がエイズの犠牲になったこと。

ボディシャスの先代のボス猫オスカーの死を出先で知らされた時、悲しみを耐えるのに、イギリスからの独立を目指して敗れた兵士たちのブロンズ像の周りを、アイルランド反乱軍の歌を歌いながらぐるぐると歩いた話。

1年の季節の移り変わりを、アイルランドの神話ではヒイラギとオークの両王が覇権争いをして日と夜の時間が変わるとか。

田舎のクリスマスの朝は、トーストとジャムと濃い<バリーズ・ティー>で始まる話・・・

と、羊のお産の冬のクライマックスまで農業を地位眞としたいろんなお話が聞けますよ。アイルランドの農業には羊や馬や犬、猫、鳥にラマまで出てくるので、日本の田植えよりも単純に楽しそうだと、極寒の中の動物の命を預かる仕事は楽しいだけでは済まないことを含めても、そう思います。そして羊飼いさんの動物への愛情が、愛することが、愛する対象があって、それを仕事とする生き方が羨ましいです。





Slaine発売&メイキング動画

2021-03-05 13:32:00 | コリン・モーガン


昨日発売されたオーディブルドラマ「Slaine」、アマゾンプライム会員はちょっと割引価格で買えました。ラッキー。

ドラゴンは出るわ、ハスキーなおとぼけおじさんのナレーションがマーリンみたいです。

運悪く明日から雨らしく、私の低気圧頭痛が朝からイアホンを受け付けなくて、Worldshipシリーズの大作っぷりに比べたら3時間以内のSlaineなんてちょろいものよ・・・と思ってたのにおあずけです。ワン!

また2000ADが営業活動に余念がありませんから、こないだのコリンのスピーチも実はまだあったことが新動画で分かりました。8:37分からSlaineの声が聞けますね♪
コミックの台詞そのまま読んでるのか。。。本を前に置いて役作りしたそうですね。

リモートインタビューって思い切り正面顔が続くので、ついつい顔の造作に見入ってしまい、脳内で線でなぞってしまいましたので、紙にペンで描いちゃいました。いろんな表情ごとに線になりそう・・・初めての似顔絵に自分で照れます・・・このメモ用紙どうしよう・・・





THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜3

2021-03-03 19:45:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


いよいよニコラス・ホルトのピョートル二世がかわいくなってきました。

専制君主ぶりに慣れてきたからちょっとでも優しいと「優しい」と思えるのか、クマにまたがる彫像も完成したお父さんのピョートル大帝に対する劣等感が滲み出す素直さが作用してか、

たぶん、ニコラス・ホルトが美形なので笑顔が見れるだけでかわいいのです。



でも、嫁が仏頂面でいるのが耐えられなくて彼女の幸せのために愛人をプレゼントするという発想は、親からの愛情不足で育ったため、自分が愛されてないと耐えられない、やさしさではなくてネガティブなモチベーションですよね~

プレゼントされた男レオは、名うてのプレイボーイの息子で女性を喜ばせる道具のサイズで選ばれたとか。ラテン系の濃ゆい目鼻立ちで顎の割れてるハンサムさん、顔はワイルドなのに背がちんまり低くて、すみません、いかにもプレゼントらしい容姿ですが、心根のよさとセンスの良い会話と教養とでエカチェリーナの心をとらえます。

プレゼントを気に入ってもらえたので皇帝もハッピー。しかしニコラスくんは長身なので、おバカな役をするとバカさ加減が目立って、どうしようもない皇帝の説得力があるなあ~

ところで実はピョートルにはイワンという母違いの弟がいることをエカチェリーナが知ります。

・・・クーデターにその子を使うのか、と一瞬思いましたが、自分が女帝になるには皇帝の兄弟が邪魔ということ・・・その不幸な子供にもエカチェリーナは手を下すのか。怖いけど彼女の策略が楽しみ。それとまだ放送されてない愛人との愛のシーンも来週は見れるのか。



先日、「世界史には人名が各国の呼び方(発音)で出てくるので挫折した。」というつぶやきを見かけました。それは、このロシアの「ピョートル」と「エカチェリーナ」が英語だと「ピーター」と「キャサリン」だったと知った人の落胆のようですが、日本ではそれぞれ現地の発音で覚えるの見分けがつきますけど、英語みたいになんでも自分流に直してしまったら、右を見ても左を見てもピーターとキャサリンだらけってことになって返ってややこしいのではないんでしょうか?