Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Slaine感想~チャプター2~

2021-03-16 00:00:00 | コリン・モーガン
スレインの兄弟王たち、ドワーフのウッコとスロー・フェグの闘いでチャプター2が始まったはずが、

カイの服を作るメイブにウッコが職人技はドワーフの専売かと思ってたと言うと、女は太古の昔からクリエイティブだとののどかな会話、ローリーにボルガ(イラストに出てくる斧みたいなの?)という武器の使い方を教えるスレインがお父さんっぽくてチャプター2第1のクライマックスが早くもウフフ。「いいか、これはまず地面に落として怪我をしたフリをするのだ。うおおおぉおぉ・・・! そして敵が覗き込んできたらすかさずボルガを掴み、うりゃアアアァ、それはな、伏せている時には臀部の筋肉が最大で最強だから、ウオォおおお、斬り裂け、真っ二つに!」

ウッコが「森でメグリンという女にあった時、何か薬を持ってて彼女はメイブを思い出させるなあ」とスレインに話すと、スレインすかさず「政治の話は違法だ!〜〜」(なんで政治なの?)まあ、スレインはその話題を避けたっぽい。ウッコはメグリンが魔法でメイブに化けていると仄めかしたんだろうけど。

「ドラゴンのナッカーがこの3日でヤギ1頭しか食べてないから元気がない。この寒さのせいもあるかも。冬眠に入るのに。」と誰かが忠告してきた。ドラゴンに乗って跳ぶんだよね、いたわってあげて欲しい〜。この辺で王仲間で作戦会議・・・さすがにみんなアイリッシュ訛り(当たり前)。

まだまだ続く王たちの作戦会議〜〜ウッコも何か滅茶喋り捲っている・・・グチャグチ。わけわからん。ガオー―――っと何か吠える。

オッコがブツブツ言いながらサーガを執筆してるとメイブが割り込んできてまた「協力する強さ🆚ひとり勝ちヒーロー」のセオリー合戦に。

ここでドラゴンが逃げたことが発覚、作戦はダメになり、戦いが始まる。ナッカーがやられてるっぽい、辛い、悲鳴が。ドラゴンゴーストって悪い奴がいじめてるんだなっ。大変なことになったのには魔力が働いている・・・とスレイン達。メグリンが関係しているに違いないと。どさくさに紛れて盗みを働くウッコ。

また戦い〜〜〜

太陽ヒーローを恐れ、入ったことがなかった都市に足を踏み入れるスレインに聞こえてくる女神の声「石を探せ。」他の王のその声が聞こえた。盗まれた石。

( 奇声 )この辺わからなすぎ。

スレインたちが石探しにも苦戦して「負けるのがなんだ・・・勝ちにこだわるのは太陽ヒーローだけだ・・・ゲームは犠牲を払うほどの価値はない・・・」とうだっていると、他の男衆は「やはり女神はコントロールせねばならんのだ」と文句轟々。

メイブが助けようと「あなたのもうひとつの才能を活かせばいいのに」と告げるもスレインは「女は無用だ」「そう?女神と合体すればいいのよ。そうすれば楽園に導かれる」「それはもうDANUに言われてる」「それは夢を見たんでしょう。ここでは私が司令塔よ。あなたは私に従えばいいのに」

ここでスレインを助けようとウッコとメグリンが影で何か企んでいる。。。

メイブとスレインは何やらラブラブいい感じ。ここのスレインのセクシーなことよ^^・・・第2のクライマックスかしらん。しかしケンカが始まった、「チッチッチッ」と舌打ちさえも可愛いスレイン。ここに入る猛獣の呻き声は???何があった???もしやこれが地のパワーを受けてモンスター化してるところ?

しかしながら、チャプター2のクライマックスが来たもよう。誰が王の王なのか、運命の石が告げるという。血の鍋、月の剣、太陽の槍を前に、4人の王集った。ガン、セニガン、ローリー、そしてスレイン。順に石にアプローチするも3人は何も起こせず、最後にスレインが近づくとヒューっと承認の声が聞こえ銀のヘルメットが鍋から出てきた。スレイン・マク・ロフ、The Horned Godが決定!女神から花と祝辞が贈られた。


とっ散らかってますが、今日中に一応upして、後日訂正するかも。おやすみなさい

THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜4

2021-03-15 00:00:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


今回のエピタイトル「モスコーミュール」って「モスクワのラバ」って意味だったんだ(汗)。

ロシア宮廷で田舎から来た新参者の皇后エカチェリーナがのし上がっていく(はず)のドラマ、新しい会社などでうまくやっていきたい時の参考になります。20年くらい前にはナポレオン=イタリアの田舎者がパリでのし上がるのをこっそり励みにしてたけど、今は女性のお手本があるっていい。

愛人レオを得て、夫ピョートルとの関係もとりあえず落ち着いたエカチェリーナ、今度は宮廷のレディ仲間からいじめられてます。

最初はプレゼントで賄賂作戦に出たけど甘く見られて失敗、その後、皇后という最高権威者である立場からみんなの悩み相談に乗りつつ、バカにする態度は許さない腕っ節の強いところを見せる作戦に転じ、タチの悪い女社会を制し始めました。

エル・ファニングのエカチェリーナなので、最初は「読書家だけれどロマンチックな夢見る少女」=どこにでもいるちょっと勝気で知的な女の子、というキャラが好感持てます♡

ピョートルの方はおバカちゃん丸出しとはいえニコラス・ホルトだから下品にはならないし、まったくキャスティングって大事ですね〜

夢見る少女のエカチェリーナも、宮廷の女たちがロココの鬘につけぼくろ、当然ドレスもてんこ盛りの時代に、シャツブラウスをスカートに合わせている時があり、甘いエルの顔立ちをキリッと見せる効果が。

ちょっとずつ宮廷での居場所を確保しだしたエカチェリーナ、ロシア教会のトップも手なづけられそうだし(この人、すごくいい存在感が。のちに重要な役目を果たすのか?)でもまだクーデターを起こすには準備はできてない。



5年ぶりアップルビー

2021-03-14 09:58:00 | コリン・モーガン


ロケの館を発見したことで「宿命の系譜さまよえる魂」をざざっと再見したら、最終エピ6はぜんぶ見てしまいました。なんと5年ぶり!

そしたら、初見の時にはキャラたちの表情がよく読めなくて霧がかかったような感じだった部分がなくなって、ストレートにハートに来る!って感じに感動して今これを書いてます。5年前にも分かったつもりで見ていたのだけれど・・・

ネイサン・アップルビーの感情の変化が、ガブリエルに取り憑かれて半分目がこの世を見てない大部分から、ガブリエルに「Stay with me. Look after me. You know how.」を言われて死を決意、そこからの心が決まった安堵半分、憑依半分の目、

あのリノベされてしまったキッチンで薬を煎じている時の静かな時、シャーロットが救いに来て、ガブリエルよりシャーロットを選んだ時に、現世に戻った顔、

こういう演技を味わえるなんてやっぱりドラマはいいなあああああ!と思いました。

なんで5年前にはこうクリアでなかったのか。

①初見でストーリーを理解するのに精一杯
②英語の理解がイマイチ
③情緒面が5年で成長した

などが考えられますが、やっぱり初見の時はわからなかったら止めてまた見て、ということをやっていたので、リズムが壊されたというのもアリでしょう。今回は英語字幕をわからない部分は飛ばして見たので中断されずに、制作の意図通りに味わえたということかな。

ところで、このドラマの新しいところは、ヴィクトリア時代にiPadが出現することじゃないですか。アップル製品がアップルビーという家名に関係ある?






アップルビーの館ホートン・コート

2021-03-12 09:49:00 | コリン・モーガン
もう5年も前のドラマなのでご存知の方も多いでしょうけど、「The Living and The Dead/宿命の系譜さまよえる魂」のアップルビー家の館です。

歴史的建造物を保護/保存する団体ナショナルトラスト管轄の「Horton Court」。「ポルダーク」「ウルフホール」でも使われたとのことですが、両方とも見たのに気づかなかったです。それくらい「宿命の系譜さまよえる魂」での家の存在感が大きかった?

ここが観光客にも借りれる=お泊りできるというので大興奮しました。アップルビーのご領主様のお家に泊まりたいですよね?!

さすがにお広いですから3泊で£2339=350850円。だがしかし、ベッドルームは5つあるので5人ならお一人様70170円、一泊にすれば23390円で広い館内やお庭も使えるという、物価の高いイギリスならば納得のお値段です。

玄関ホールのガーゴイルが印象的でした




リビングは天井と窓でわかります。スクショは限りなく露出を上げてますがそれでこの暗さ。右上天井よく見ると赤いものが写ってますけどカメラ?センサー?




2階のこの部屋もヘビーユースされてます。




惜しいのはキッチンで、撮影後に大幅な近代化改装が入ってる模様。




わかりにくいですが、アーガオーブンが下のシャーロットの左にあります。壁紙が無地にされているし、システムキッチンみたいなのを入れてるのでオーブンがなければ判別できませんよね〜これは。




気になる場所は、と地図を見たら、ブリストルの北東、サマセットでした。ここで私はゾワッとなったんですが、ちょうど1年前の3月上旬に私はブリストルから地図の右上にあるストラウドに移動しているんです。ぼんやりと友達が運転してくれている車に乗ってたんですけど、すぐ近くを通っていたんだ・・・!!!




Slaine 感想〜チャプター1〜

2021-03-11 13:49:00 | コリン・モーガン


とりあえず前半の感想いってみま〜す。

血がドバドバとの噂は「アマゾンの試し読み」の数ページだけでもお腹いっぱいわかりましたので、それは・・・できれば避けたいとオーディブルのみで聞きました。聞いてからもう一度恐る恐る「アマゾンの試し読み」を見たら、やっぱりオーディブルはオーディブル=聞く書物ですので、書いてあることが聞けるようになっているのだ、とわかりました!さらに、さすがコミックですので絵で一目瞭然のこともたくさん。ドラゴン牧場だとか、血の鍋とかね、カワイイものも、グロも。

女神たちや子供(カイくん)はきれいなのに、スレインを始めとする男衆やドワーフのグロい描写はいちいち私の美意識を逆なでします。コミックの読者層であるボーイズというのは、自分たちがああいう地肉浮き出るヒーローに同化したい、理想なのね?これは男女の溝は埋め難いわ。

とまあ、なんと男女の世界感の差→男社会を母系社会に戻そうという思想→フェミニズムが「Slaine」のテーマのようで、マッチョの権化のようなスレインにコリン・モーガンがキャスティングされた理由が理解できました。

コリンにしては低い、太い声でスレインは喋るのですけど、崇拝する女神と向き合う時、その態度が声に出てますね。従うでもなく、威圧するでもなく、唯一無二の存在の重さがありながらも、青年の軽さ、甘さを併せ持っています。ウッコと話すときはコミカルなのがまたいいはずしです。

スレインはエセフィアという土地からニ-ブとセックスした罪で追放され戻ってきたところで、この暗い世界に太陽(Sun hero)を求めるには・・・と女僧ネストに女神の声を問うとDANUのお告げが頭に直接語られます。僧なのにサイキック?

「私はお前の母であり、姉妹であり、友人でもある・・・時には恋人でも・・・」

と、これを初めて聴いた時私は「また出た!男の勝手な女性への期待、ひとりの女性に親と恋人の役割を両方求めやがって!」と怒りを感じたのですが、2、3回聴いてるうちにそうではなく、「周りの女性たちの言うことは私の声を聞くということ、女性たちは僧の、女神の代弁者なんですよ」という意味ではないかと気付きました。

でもこの段階ではスレインは「自分の役目は、女神たちが受動的で服従するようコントロールすることだ。」と言っているので、おとなしく聞いてはいても頭の中は男社会。

女神Danuは「the Horned Godの宝とは弱さです。闘いより平和を。征服より協力を。母なる自然の社会を目指すのです」ともお告げします。

のちにどこかの女王も「スレイン、すべての男が探し求めるものをお前も求めていないの?女神と一体化すること。忘れられた楽園を見つけること。」も導いてきます。

しかし男たちは現世の男社会の慣習でもって一応女神に従って世の中に太陽(Sun hero)を戻そうと共用しようとするスレインにことごとく邪魔をするのです。フェミニズムをなんとか逆行させようとする私達の現実をとても写してます!

しかしその太陽も勝利に執着する敵であるとスレインは気づくのですよね。ちょっとその過程はわかりませんが。敵を木っ端微塵にするまで叩きのめし、人間もその真似を「進歩」だの「文明化」だのと言って町を作って宜しくないと恐れています。そして「the Horned Godは常に戦術と勝算で満ちているわけではない。脆くて命にも限りがあるのだ。負けようがそれがなんだ、単なるゲームではないか。」とスレイン
いつの間にか進化してる・・・私が聞き取れてないところで何があったのだ。


dokuro

2〜3回戻って聞いたりしたので順番がわからなくなったり、登場人物がわからなくなって誰が喋ってるのか見失いながら、今のところは後、Silver Sward of the Moonという武器を探しているのね・・・とか、弱ったドラゴンいじめられてかわいそうとか、16歳のおバカ王はやっぱりおバカとか、このまま後半に行って大丈夫なのかかなり怪しいですけどきっと行くんですね。。。