Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

iHerbのバスグッズ

2021-07-20 11:18:00 | 近況
東京ではまだまだ仕事とおうちの往復ばかりの毎日です。



せめてお風呂やシャワータイムを楽しくしたいと思っていて、そろそろバリーズティーを補充しようかとiHerbをのぞいたら、バスグッズが全品20%offになっていたのでプチまとめ買いをしました。箱を開けたらココナッツの香りが部屋中に〜!日本製にはない存在感のある香りです。

左上から 
ベビーシャンプー&ソープ:低刺激なのでハンドにもボディーにも
バブルバス:ラベンダーの香りとレインボーに惹かれて
ココナッツヘアコンディショナー:シャンプーはお気に入りがあるので
ココナッツボディソープ
シアバターボディソープ:豆乳、ココナッツ、フランキンセンス入り


プチ擬似海外体験〜

あと実は今回初で買ってみたものがこちらのヘアマニキュア、
Punky Colour・・・^^;



本来ダイレクトにつけ15~30分放置するものを、5倍に薄めて5分でやってみたらさすがにイマイチだったので、これから再チャレンジして程よいところを見つけるつもりです・・・ハイライトブリーチのみで黒髪ベースなのでピンクというよりレッドに近いですが、いいや、スターレッドでも。


家族の肖像

2021-07-18 11:01:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


コリン・モーガンの出演映画「Cosarge」予習のつもりで見た「ルードウィヒ」が記憶以上に良かった(もっとも昔見た時のことは洞窟の白鳥ボートしか覚えてなかった)ので、同ヴィスコンティ監督作「家族の肖像」を見ました。

実はこちらも劇場で、と言っても古えの名画座で2~3本立てで見ています。でもいくらお財布にやさしくても、これと何を合わせて見たのか、もし「地獄に堕ちた勇者ども」だったりしたら私の目の解像度が荒くなおかつ字幕の脳内処理がついていけなかったとしても不思議ではないでしょう?!

今は「?」と思ったらリピして見れるおかげで理解もできるし、映画館ではこの物語の侵入者の娘くらいの年齢だったのが、主人公の方に近くなったおかげでいとも簡単に共感できてしまいました。

ヴィスコンティがこんなにサクサク見れるとは私の知能指数が上がったのではと錯覚しましたが、これは彼の作品の中でもテンポもよく時間も短いのだそうです。


思春期から長いインターバルを経て第2オタク期(?)の私にこうも親和性があるとはいったい・・・と思ってみたら、これは天下のヴィスコンティ卿自身がオタク伯爵だったからですね。

ポイントNo.1は、主役の教授が絵の収集家でコレクションに埋もれ人を避け幸せに暮らしていたことです。キングならぬ貴族 OF オタク・・・

お気に入りに囲まれながらモーツアルトのレコードをNYから取り寄せてコンサートの予習をしているのです、私は教授ほどの財力もないのでローマに広いアパートは持てないけれどネット上のブログなら自分の好きなものだけの世界がつくれてそこでは幸せと思っているのと何か違いましょうか。

ポイントNo.2は、そんな理想郷を破られてもいいリアルというのは美青年。ヘルムート・バーガーはアラン・ドロンに比べたらそんなに美しいと私は思わないですが、1970年代のあらゆるファッションで彼の姿を世界に見せつけています。カジュアルなハンチング、白Tに色落ちさせたジーンズ、その上に毛皮のコート、ジェケットにネクタイ、装いに合わせてヘアスタイルも前髪ハラりから櫛で撫でつけ、そして襲われてケガした時の血まみれ姿まで美のカタログを見せられたように明白な意図が感じられました。こんなリアルが目の前に現れたら、信条を曲げてでも生活への介入を許してしまうでしょ?と。はいはい異議なし。

共感ではないですがヴィスコンティの内面がひしひしと伝わるポイントは、この教授は結婚に失敗していて、ルードウィヒと同じで良家の血筋にとっての使命、「家を存続させる」ことができないことにとても罪悪感を持っていること。セリフにも聖書の引用だったかが出てきました。

家に侵入してきた若者たちの価値観(=フリーセックスの時代でしたし、過激派左翼も活動していて若者の勢いがあった)は受け付けないし、その母の実業家=ブルジョワも嫌いだけど、かといって自分の出所から認められる人生も送れなかったという、ゲイ=罪の存在である悲しみが豪華なインテリアや美術品の陰に張り付いていた。


ところで実業家の娘リエッタが「ベニスに死す」のタジオに似ていて可愛く、そして彼女のファッションがめちゃ可愛かった!彼女の彼氏のステファノのファッションも。教授にはヒッピーという新世代の脅威なんですが、リエッタはブルジョワの娘なので「いわゆるアメリカ的なヒッピーファッション」ではなくヨーロッパのお嬢さんぽいパンタロンにロングコートとか、フリルのついたハイネックとパフスリーブのブラウスとか、シャーリングに肩紐を肩の上で結ぶドレスとか。ママ世代は毛皮に代表されるゴージャスなモードで、ビスコンティにしてみたら流行なんて資本家階級の卑しいものかもしれないけれど、ローマにいながらパリだロンドンだサンモリッツだと電話をかけまくっている(しかも人の家の電話)階級の人は「サンローラン・リヴゴーシュ」などプレタポルテを日常にお買い物して着ていたのだろうなあと憧れます。嫌いな資本家階級を登場されてくれたおかげで、リアルでは見れなかった70年代のブルジョワの生態が見れました。

セクハラ・パワハラで嫌いになってたヴィスコンティですが、政治的スタンスは資本家を嫌う左だったそうで特権階級に引き困っていたわけではなく、ハラスメントは許せないけど残した文化の価値は減りません。




ウォルト・ディズニーの約束

2021-07-16 09:54:00 | ベン・ウィショー
気になっていたのに見逃していた「ウォルト ディズニーの約束」をディズニープラスで見ました。



ウォルト役はトム・ハンクス、
メアリー・ポピンズの原作者パメラ・L・トラヴァース役をエマ・トンプソン。
配役だけで安心感もありながら、地味なオーラを発していたので今まで見逃していましたが、衝撃的でした。

ディズニーは原作に惚れ映画化をパメラに何度も申し込み断られ続けていました。一方パメラは本は大ベストセラーになっても寡作なためお金に困りマネージャーに押し出されてロンドンからカリフォルニアまでやってきます。

同時に交互にストーリーが進むのは、パメラの幼少時代。夢想家の父に可愛がられた記憶、父に頼る美しい母と妹との暮らし、父の仕事の失敗で貧乏に転落、父は身体を壊しお嬢さん育ちらしい母はまだ小さい次女を抱え無力・・・そこへやって来たのが母の姉。

と困った家族を助けに来るメアリー・ポピンズのモデルはこの伯母さんだったのですね。

実際にはパメラにファンタジックなお話を聞かせてくれるのはお父さんの方で、このお父さんがコリン・ファレルなので無駄にセクシー、い、いや、こんなセクシーなお父さんにダダ可愛がられて育ったら、そりゃあお父さんっ子になってしまいますねえ。説得力のあるキャスティングとはこのこと。

そして私が受けた衝撃とは、メアリー・ポピンズはナニーですので映画は2作とも子供たち視線で子供向けの映画なのですが、実はメアリー・ポピンズが助けに来たのは「お父さん」だった。。。

ということを踏まえて、第1作(実は初見)



第2作、



と見たんですね。2作目の1作目に対するこだわりというかリスペクトもよくわかったし、何より泣かずにいられなかったのは、1作目のミスター・バンクスはもともと生粋の銀行マンで、いかにもイギリスのちょっと偉い人ぽい出で立ちだったのに比べ、

我らウィショーさんの、子供の時にメアリーに会ってるマイケルは、画家で不況で絵が売れないため臨時社員として彼のお父さんが勤務していた銀行で働いています。いつも物語が頭にあって現実逃避してしまうパメラのお父さんにかなり近いのがマイケルです。

2作目で風船を持って空に上がることを1番喜んでいたのがマイケルで、私は映画館で見た時は、単にウィショーさんがやたらと嬉しそうでフィーチャーされていたことを喜んでいましたが、あれはパメラのお父さんが救われたのだ、と今やっとわかりました。


インローへのプレゼント

2021-07-15 17:29:00 | 国際結婚・家族のこと
ニュージーランドからイタリアへ移動した義理の母が8月に誕生日を迎えるのでプレゼントを送りました。コロナで国際郵便はいつ着くかあてにならないので3週間以上も早いけど。



上のポプリは郵便博物館で見つけた「絵はがき型」ポプリです。義母はナチュラル系が好みなので買っておきました。

これだけだと寂しいので無印良品で麻100%のセーターも。
彼女は日本の無印とユニクロが好きなんです。小さい町に住んでいるので基本ナチュラル系おしゃれな服ってあまりなく、大都市ローマやフィレンツェ行っても高級服以外で気の利いたデザイン探すのは難しいですから。

そして光り輝いているのは紙の金メダルでカードの代わりに。リボンを2色通してアイルランドのシャムロック型ボタンで留めたらステキになりました!

果たして今年のイタリアの夏はセーター着れる気候になるかな・・・

*タイトルにある「インロー」とは in law のことで姻戚ですね。特にmother in lawはイギリスでも日本語の姑と同じく「嫌だけど避けられない」という意味が言葉に張り付いてて人生相談の常連です(笑

Mammals

2021-07-14 07:19:00 | コリン・モーガン
昨夜、寝る前に嬉しいニュースが発表されてました。
コリン・モーガンが新ドラマシリーズに出演と^^

タイトルは「Mammals」、主演はジェイムズ・コーデンとサリー・ホーキンス。

テーマは「結婚の試み」ですので、コリンの役も婚活に励む人とか、すでに結婚していて変なことになってる人?・・・というのはコメディだからです。

まだ詳細は極秘のようですが、

Radiotimesにはライターのジェズ・バターワースの仄めかし発言が掲載されています。

そこに「コリンとまた仕事ができてすごく嬉しい」とあるので、どれだ?と思ったら、舞台作品のMOJOでした。


映画ですと私の見たことあるものでは「クルエラ」脚本コンサルタント、「スペクター」「ブラック・スキャンダル」にライターとして参加している方でした!すごいビッグバジェットが並びますね。

ドラマはアマゾンが発注していて6エピ、サクサクと撮影が進行する安心感に満たされるクレジットです。