末っ子に予防接種の案内が届いたことを書いた。
私もその時に持った疑問をきちんと保健所に問い合わせたお母さんがいました。
保健所の答えは「札幌市を通じて市内小学校全校に配布したのは7月です。それから先は各小学校さんの事情だと思います」
7月に届けられたというのは間違いなく、近隣の小学校に通わせている方は夏休み前後にもらってきたと言っています。そこからなぜうちの学校だけが12月配布になったのか・・・?
疑問に思った彼女は職員室に行って尋ねたそうです。
校長先生、教頭先生、PTA担当の先生が不在で、本校ではナンバー3になる先生がいたので話をしたそうです。返答は、
「確かにこの案内は7月に届いています。例年12月を待って配布し、今まで何も問題にされていなかったので、例年通り配布した」というものだったそうだ。
7月に届いたものをわざわざ12月まで待つ理由はなんでしょう。何かあったのでしょうが、理由はわからないらしいです。届いた案内の内容を確認することなく、そこに何の疑問も持たなかったということが不思議です。百歩譲って、慣例になっていたからというのが理由として許される場合があるとしても、それをやったのがこのケースの場合は学校、先生だということです。
今、子どもたちは“指示待ち症候群”“ゆとり世代”などいろいろと言われています。自分の考えを持たない、持っていても発言しない。自分で考えようとしない・・・などなど。子どもたちはそう言われて、注意や指導を受けています。そして、そういう指導をしている先生方がやったことだという点が、愕然としました。
先生方もぜひ、今やっていることがこれでいいのかと自問自答してほしい。
もっといい方法があるかもしれないし、もっと正しい考えがあるのかもしれないのだから。
親になって私は、毎日子どもの顔を見ながら考えている。これでいいのか、これでいいのかと。