なんとまあ、あれほど見つからなかった“ポールウインナー”が山積みされている。
今、ブログにあげてきたばかりなのに・・・。あいた口がふさがらなかった。
まあ、これで、今あるものを惜しんで食べる必要はなくなった。
いわき市からあっという間に津軽海峡を飛び越えてきたんだなあ・・・う
ーん、駒大苫小牧が深紅の大優勝旗を北海道に持ってきてくれたような・・・感じですね。
関東から北の人間にとって「ポールウインナー」は耳になじみのないものだ。
私もテレビで「箱根の関を越えられないのです」という伊藤ハムの方の言葉を聞き、一度食べてみたいものと思っていた。ところが見つからないのだ。そうしているうちに、さっぽろコープの共同購入のちらしに載り注文してみたことがある。
私は魚肉ソーセージがあまり好きでない。母親が嫌いで食べたことがなかったというのが、大きな理由だろうと思う。出されれば食べるが、自分から買ってまでは食べない。
うちの旦那は「弁当のおかずは卵焼きと魚肉ソーセージが入っていれば、後はなんでもいいぞ」というくらい魚肉ソーセージで育った。とりあえず嫌だったら旦那に食べてもらえばいいやと思った。
丁度、お肉のソーセージと魚肉ソーセージとのハーフのような味わいだった。
それほど特別なものではない。これが箱根の関を越えないというのが、反対に不思議な気持ちがした。販売店舗を検索すると、東京より北はわずかにいわき市に1店舗があるだけだ。
北海道には、日本ハムがいるからだろうか。生協の共同購入にもあの一時だけで、その後載らなくなった。手に入らないとなると、人間はほしくなるものだ。どこかで見かけたらと思っていたら、先日、東京にいるときに近所のスーパーで見つけた。大学生たちは食べないが、高校生の娘は「うまい」といって喜んで食べるので、帰る間際に購入しクーラーバックに入れて運んだ。
大事に大事に食べて、まだ、何本か残っている。
食文化というのは実に不思議だ。郷に入っては郷にしたがえというが、その土地の味わいというものはこういうものなのかもしれない。
1月末に私がかかった病気のことを書いた。
私の担当医が「50年前はよくあったのですが、今は珍しい病気です」と言っていたように、化学療法の対象になる前に治癒する場合が多いようだ。私のかかった病院でも経験した医師はいなかったようで、途中経過を記録させてほしいと言われた。
その珍しい病気と闘っていらっしゃる方からメールをいただいた。
ブログを開いていると追記があったので、探しに行った。
「もも吉のひとり言」と名付けられたブログを、まだ全部は見ていないが、病気に負けず笑って過ごされている書き手の意思が感じられた。お菓子屋さんで仕事をされているというブログの中には、仕事柄もあるのだろう季節の風景も切り取られていて、「美しい」と感動された気持ちが伝わってくる。
今、ひとつひとつのカテゴリーを順にかみしめながら読んでいる。姉の闘病に心が折れそうになる私に、救いの手を神様が下さったように感じた。
もも吉さん、私の医者は「治療の確立している病気です」と説明してくれました。
発症の経過が全然違う私が軽はずみな言葉は言えませんが、きっと笑って過ごせます!
このご縁を感謝しています。