





相続手続支援センターのAqua

今日はとってもいいお天気でした。

でも気温は上がらず、スプリングコートで出勤したものの、
寒さに負け、冬コートを自宅に取りに帰るような一日でした。
そして明日は更に冷え込み、最高気温も松本では1ケタまでしか上がらないようです。

明日は相続の勉強会があります。
今回講師担当なのに、問題を作って皆にメールして満足

内容をすっかり忘れてしまいました。
明日早起きします。
早く就寝しないと。。。マズイ
さて、昨日から続く養子縁組。
そもそも「養子縁組」ってなんだ?
特別養子縁組もありますが、今回は割愛し、普通養子縁組をご説明します。
ざっくりで申し上げますと、年長者が養親となり年少者が養子となり、
「戸籍上の親子」になることです。
血縁関係は問いません。
おじいちゃんが孫を養子にしてもOKですし、
赤の他人が養親になることもできます。
夫婦で養親にならなくてもかまいません。
夫婦であってもその片方とだけ縁組してもOKです。
ただ、なんでもかんでもOKというわけではなく、
未成年者を養子にするときは家庭裁判所の許可や、法定代理人の同意等
条件もあります。
そして一番大事な要件は、
「お互いが養子縁組をしたいという気持ち」が必要です。
前回もしつこく申しておりますが、結婚と一緒。
離縁も同様です。
離縁をしたいと思っても、片方が嫌だと言えば成立しません。
片方が同意をしない場合に離縁をするのって大変なんですよ。
協議離縁が整わないときは、調停に入ります。
それでもだめなら裁判です。
民法第814条
1.縁組の当事者の一方は、次に掲げる場合に限り、離縁の訴えを提起することができる。
一 他の一方から悪意で遺棄されたとき。
二 他の一方の生死が三年以上明らかでないとき。
三 その他縁組を継続し難い重大な事由があるとき。
2.第770条第2項の規定は、前項第一号及び第二号に掲げる場合について準用する。
訴訟をするのに必要な要件、民法814条

ちょっと養子が冷たいとか、面倒を看てくれないとか、一緒にご飯を食べてくれないとか
病院に連れて行ってくれない程度では、離縁はできないのです。
そして民法814条第2項をご覧ください。
この民法第770条とは「離婚」の場合のお話しです。
離婚と離縁はとっても似ているんです。
離婚は財産の分与、慰謝料、養育費等の問題はあれど、
夫婦関係が壊れれば、離婚自体はしやすいと思います。
なぜなら、お互いに嫌いになれば、同じ籍に入っていたくなくなるでしょうし、
何より重婚ができないので、そんな嫌いな人を配偶者においておくより
早く離婚し、新たな恋愛を望むのが通常だからです。
でも養子縁組は違います。
一人の人が何人養子をとっても構いませんし、
一人の人に何人もの養親がいても構わないのです。
重縁(?)有りです。
ですので養子としては、相続する権利を見す見す棒に振るようなことをしません。
扶養の義務を果たさずとも罰則もないですしね。
養子縁組を一度してしまうと、離縁が難しいというのは
そのようなわけなのです。
重ねてお気をつけを。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます