阿川 佐和子の小説『屋上のあるアパート』
作者と主人公の麻子がダブって見える。
と言うのも、作者のエッセイを2冊読み、彼女が実家を出て1人暮らしを始めてから数回引越しをしていて、屋上のあるマンションにも住んでいたことが書かれていたから。
麻子は結婚願望がありお見合いもするし、好意を寄せてくれる男性に対しても拒絶するわけでもなく、心は揺れ動いている。
同級生達が次々と結婚していく事に動揺する、好きな仕事に遣り甲斐を持っていたのに会社が倒産してしまったりと、鬱屈した主人公が・・・・・という内容が語られるのかと思ったら、違ってました^^
どんな仕事をしたいのかの展望をしっかり持っている麻子は、彼女を必要とする仕事関係者にも恵まれ、友人達も多彩でなかなか素敵なキャリアウーマン。
そして独身の自由な生活に充分満足できる女性なんです(とかく若い頃は、パートナーを求め勝ち)
ワタシの母たちの年代は『女三界に家なし』と言われ、ワタシ達の年代も経済力があっても独身を通す事はとても勇気のいることでした(ワタシ自身、夫に依存しながらの人生です><;)
ちょっと勇気をもらえますね^^
作者と主人公の麻子がダブって見える。
と言うのも、作者のエッセイを2冊読み、彼女が実家を出て1人暮らしを始めてから数回引越しをしていて、屋上のあるマンションにも住んでいたことが書かれていたから。
麻子は結婚願望がありお見合いもするし、好意を寄せてくれる男性に対しても拒絶するわけでもなく、心は揺れ動いている。
同級生達が次々と結婚していく事に動揺する、好きな仕事に遣り甲斐を持っていたのに会社が倒産してしまったりと、鬱屈した主人公が・・・・・という内容が語られるのかと思ったら、違ってました^^
どんな仕事をしたいのかの展望をしっかり持っている麻子は、彼女を必要とする仕事関係者にも恵まれ、友人達も多彩でなかなか素敵なキャリアウーマン。
そして独身の自由な生活に充分満足できる女性なんです(とかく若い頃は、パートナーを求め勝ち)
ワタシの母たちの年代は『女三界に家なし』と言われ、ワタシ達の年代も経済力があっても独身を通す事はとても勇気のいることでした(ワタシ自身、夫に依存しながらの人生です><;)
ちょっと勇気をもらえますね^^