引き続き、山口恵似子さんの本を読んだ
唱歌早春賦の歌詞は、春は名のみの風の寒さや・・・・・から始まる
主人公の菊乃は財閥の家に育ったお嬢様
そこから身分違いの伯爵家(旧公家)に嫁ぐ
お相手はイギリス留学をして、一度結婚もしているが子供がおらず、菊乃自身がお相手をとても気に入った
そして夢見る新婚生活へ・・・・
相手の愛を感じられない夫婦生活、お妾さんと隠し子の存在、流産・・・・・ふしだらな伯爵家を知る事になる、怒涛の結婚生活です><;
そこから菊乃の、実家の祖父から受け継いでいる血が発揮される
華族とはどんな身分社会なのか・・・、その特別に守られた人たちの存在など、いろいろ興味深い内容だった。
皇室、宮家などニュースに流れたとき聞いて分かったつもりでも、知らない事がいっぱいです^^;