早いものだ。あれからもう5年。
あの映像は、今でも脳裏に刻みつけられてる。
あの日。
私は当時通ってたレッスンに行くため、電車を待ってた。
その時、カルチャーの帰りなんだろうか。
ご婦人が二人。
ご多分に漏れず大声で話してた。
A 「○○さん、これからどうすんの?」
B 「早くうち帰ってTV見なきゃ♪」
A 「あぁ、アレね」
B 「そうそう。アレ、下手な特撮なんかよりずっと面白い わよ!」
まだ事態が発生した直後で情報が錯綜してて、
正直あの時点で何事が起こっているのか私にもよくわかってなかった。
ただ、本当に「タダゴト」でないことが起こってるのは感じてたから。
この会話を至近距離で聞いたとき、人間って怖いなと思った。
対岸の火事。
他人事。
本当に「自分とは関わりのない場所で起こった大事件」に対して
人間ってこんなに残酷になれるんだ。
【他人の不幸は密の味】なんて言葉が生まれるワケだ。
大げさかも知れないけど、痛みを理解できる人間であり続けたい。
そう思った。私にとっての9.11。
あの映像は、今でも脳裏に刻みつけられてる。
あの日。
私は当時通ってたレッスンに行くため、電車を待ってた。
その時、カルチャーの帰りなんだろうか。
ご婦人が二人。
ご多分に漏れず大声で話してた。
A 「○○さん、これからどうすんの?」
B 「早くうち帰ってTV見なきゃ♪」
A 「あぁ、アレね」
B 「そうそう。アレ、下手な特撮なんかよりずっと面白い わよ!」
まだ事態が発生した直後で情報が錯綜してて、
正直あの時点で何事が起こっているのか私にもよくわかってなかった。
ただ、本当に「タダゴト」でないことが起こってるのは感じてたから。
この会話を至近距離で聞いたとき、人間って怖いなと思った。
対岸の火事。
他人事。
本当に「自分とは関わりのない場所で起こった大事件」に対して
人間ってこんなに残酷になれるんだ。
【他人の不幸は密の味】なんて言葉が生まれるワケだ。
大げさかも知れないけど、痛みを理解できる人間であり続けたい。
そう思った。私にとっての9.11。