ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  野良ナレーター の 上々↑↑ライフ

記憶の蓋

2006-10-05 17:02:35 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
突然、コドモの頃の記憶が蘇ることがある。

それは全く覚えてないことだったり、ぼんやりとしか覚えてないものだったり。
ココロが暖かくなることもあれば、殺伐とした気持ちになるものもあり。


小学校1年・2年・4年と、同じ先生が担任だった。
この先生、多分「先生」としてはあんまりいい先生じゃなかった。
田舎だから「心付け」ってのが平気で横行してて、
親がそうすると、そこの子を目に見えてヒイキする。
そんな先生だった。
もちろん私は「心付けのないうちの子」だったので、ヒイキなんてされない。


私は、この先生が大嫌いだった。


でも。


国語の授業の時、教科書を読む。

「ゆみちゃんの読みはいいわね。
 ちゃんと聞こえるし、言いたいことが伝わるから。」

そう言って、私に教科書に載ってるほとんどの課題を読ませ、
それを録音して教材に使ってくれたのだ。
小学校1年生の頃だ。


思えば皮肉なモンだ。
大嫌いな先生のこの一言で、私は表現する面白さに目覚めてた。
・・・実は、もっと後、中学の頃だと思ってたのだ。この道を選んだきっかけ。
それより数年前にルーツははっきりと存在してたのね。


今でもやっぱり、この先生のことはあんまり好きじゃない。
でも、本当に本当に感謝してる。


最近、こういう「記憶の蓋が開く」現象が続けて起こる。
何か意味あるのかな?
アドバイス求む!