ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

通院 19日目

2006-11-18 16:47:54 | ばる の コト ~愛猫徒然~
昨日の今日。
なんとしても病院へ連れて行かねば。
通院 19日目。

出血量が増えてきているため、貧血状態か否かを確認するには
どこを見ればよいかを先生に伺う。
猫の場合は 鼻 か 肉球 を見るのだそう。

ばるの肉球は黒いので、この場合は除外・・・。
鼻の色は、やっぱり若干薄い。
貧血「気味」だと思ってよいだろう。


今すぐどうこうというわけではないけれど
今後【輸血】が必要になる可能性もあるかも、とのこと。
ばるは老猫なので腎臓にも不安がある。
鼻血と腎臓の両面から、輸血が必要になる可能性は十分考えられると。


昨日の出血から考えて、かなりの量の血を飲んでいると考えられることから
今回は胃の薬も注射。
全部で10種類の薬剤。本数は6本。
3日間は今までの薬にプラスして、胃腸薬もゴハンに混ぜ込む。


診察と注射が終わると、相方にばるを連れて先に帰宅してもらい、
私はいつも会計や薬の受け取りでしばらく待合室に残る。

先生が仰るには、そんなに件数を見ているわけではないが
頭部にできる癌は、特に猫は、やはり発見が遅れる場合が多いのだそうだ。
気がついたときには手の施しようがない場合が多いと。
当然、その場合には唯一の延命治療である「放射線照射」も意味をなさない。


私たちは たくさんの時間を許されたのだと思う。

比較的早く異変に気づくことができた。
運良く放射線治療をすることができた。
その度毎の全身麻酔からも、ばるはちゃんと戻ってきてくれた。

奇蹟だと、思う。
宝物のような時間を、今、私たちは生きてる。

これから先「いつまで」なんて誰にもわからない。
ただ、できることを精一杯。


せめて見知らぬ誰かのために。
私たちのために。「手探りの道」を刻んでいこうと思う。