ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

なれそめ 1

2007-07-09 22:40:24 | ばる の コト ~愛猫徒然~
私は「わんこ」「にゃんこ」が大好きで。
人から「犬猫フェロモンを出してる」と言われることもある。

小学校時代は、前日下校時にナンパした子犬(おそらく捨て犬)が
翌朝うちに辿り着いてたことも多々あった。
・・・撒いて帰ったはずなのに・・・。


だから、「ペットを飼いたい!」と私が思ったとしても
それは自然の流れであったように無理矢理にでも思う。
子供の頃、さんざ頼んでも犬を飼うことは許されなかったから「犬」とも考えたけど。
ほとんど義務づけられる散歩など、ハードルは相当高いように思えた。
なんせ私は1人暮らし。
しかも雨が降ると 通学意欲 さえ揺らぐことがあったのだ。

というわけで、猫。

幸か不幸か、当時、比較的新しい知り合いにご夫婦のブリーダーさんがいて。
アメリカンショートヘアの仔猫がいるから見においで、と。


そこには、当時大ブームだったハスキーの子犬。
(「動物のお医者さん」の影響ですね)
それからブリーダーさんの飼い犬のトイプードルと戯れまくるアメショーの仔猫がいた。

アメショーは3匹。うち2匹はペア。
もう1匹は・・・血統書を取りそびれた。そう言ってた。
ちゃんとした血統の子ではあるけれど、血統書がないからお金にならない。
売れないから、保健所だな。


・・・ナニヲイッテルンダ、コイツラハ??

命の価値は、紙切れ一枚か?
そんなもんで命の値段が変わるんだ?

ビジネスってそういうものなのかも知れない。現実は。
でも私にはどうしても理解できなかった。

  私 「・・・この子、血統書あったら、いくらなんですか?」
  ブリーダー 「んー、15万かなぁ」

 じゃあ、私が買います。この子。15万払いますから。

その場で手付け金を払って、一筆書いてもらって。
翌日にはなけなしの貯金をはたいて、仔猫を連れて帰った。

以来、このブリーダー夫婦とは一切の連絡を取っていない。
今どうしてるかなんて、私知らない。


この仔猫が、ばる。

この4月28日に逝った、私の、愛し子。